人気ブログランキング | 話題のタグを見る

今年のアカデミー賞って?

そういえば、もうすぐアカデミー賞授賞式。今年は今月23日だそうです。
ご多分に漏れず、僕もおおかたの皆さんと同じように、どんな作品がノミネートされているのか、さっぱり知りません。f ^ ^ *)

ただ、最近ブラッド・ピットが来日して大々的にプロモーションしているので、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」という映画が複数の賞にノミネートされている本命らしいことは知っています。

この映画、知らない方の為に一応説明しておくと、ブラピが80歳で生まれ、年々若返っていくベンジャミン・バトンという数奇な人生を歩む人の役を演じています。題名そのまんまですな。

70歳代の子供時代からずっとブラピが自分で演じていて、当然凄い特殊メークを駆使しているわけですが、最近はCGやらなにやらで、何でも出来て当たり前、ってな感じがするので、ブラピが子供くらいの背丈のおじいちゃんになって歩いてても、それだけじゃふーんてなもんです。

この映画のミソは、ベンジャミンの愛する人が年を取るに連れて、ベンジャミン自身は逆に若返っていくので、ふたりがほぼおんなじくらいの年格好でいられるのはごくわずか。そこから愛することや生きることの素晴らしさを描いていこうというものです。

相手役のケイト・ブランシェット。この人間離れした美しさはどっかで見た覚えが・・・、と思ったら、「ロード・オブ・ザ・リング」でエルフ族の王妃ガラドリエルを演じてた人じゃないですか。短い出番ながら強い印象を残しましたが、この映画じゃどんなんでしょうね。ブラピよりこっちの方が興味あるかも。

それと。短編アニメ賞に「つみきのいえ」加藤久仁生監督がノミネートされました。テレビで紹介されていたのをちょっとだけ見ましたが、手描きのどこか懐かしいタッチの絵。たった12分の作品ですが、僕にとっては、是非見てみたいと思わせる何かがありました。

アニメーションといえば今回宮崎駿監督の「崖の上のポニョ」はノミネートされませんでしたね。当然といえば当然か。でも押井守監督の「スカイクロラ」はノミネートされてもよかったのに・・・。これ、アカデミー賞好みの作品と思われるし。

ブラピがインタビューに答えて
「この業界はきまぐれだ。毎年各賞5本ずつノミネートされるけど、それ以外にもいい作品はいっぱいある。自分の順番が来たらそれを楽しむだけだ」

うーん、大人の発言。もっとやんちゃな人かと思っていました。さあ、ブラピは主演男優賞を見事手に入れることが出来るのでしょうか?

ブラピといえばパートナーはアンジェリーナ・ジョリーですが、今回彼女はクリント・イーストウッドが監督した「チェンジリング」という映画で主演女優賞にノミネートされています。彼らは籍を入れていないので夫婦ではないですが、ダブる受賞なるか、も見所のひとつですね。(→過去の記事「硫黄島からの手紙」

最後に。僕が今回一番見たいと思ったのは、「ダークナイト」これ、バットマンの物語なんですね。バットマンといえば敵役はジョーカーですが、以前のバットマン映画シリーズでは、あのジャック・ニコルソンがジョーカーを演じ、彼らしい吹っ切れた演技で主役のバットマン役を喰っちゃってました。

今回のジョーカー役はヒース・レジャーという若手の俳優さんですが、あるレビューでは、ヒースのジョーカーを見たあとではジャック・ニコルソンといえども道化にしか見えない、的なことが書いてあって、え、そんなに凄いんだ、というのが率直な感想でした。

しかも演じたヒース・レジャーが映画撮影終了後に不慮の死を遂げていることもあって話題性充分。過去に一度だけある故人のアカデミー賞受賞なるか。これまた気になるところです。

ぼくはジャック・ニコルソンが好きなので、そのニコルソンを越えたといわれるヒース・レジャーのジョーカーは是非是非、見てみたいですねー。その為にも「ダークナイト」の前作に当たる「バットマン・ビギンズ」をまずは見なくちゃ。
by idive | 2009-02-10 20:49 | 観る、聴く、読む
<< 透明度すっごくいい雲見! 【2... F100fdの後継機種F200... >>