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のんびり被写体探し@雲見【2010年8月15日】

ポイント名 雲見
 1ダイブ目:牛着岩大牛の洞窟→水深24mのアーチのブイ
 2ダイブ目:牛着岩小牛横→水路
風向 西よりの風
流れ 下り潮
波・うねり 波・うねり少々
気温 30℃
水温 22℃〜27℃
透明度 7m〜10m
透視度 5m〜7m
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あれ?また今日少し波とうねりがありますね。台風は行っちゃったのに、早く静かになってくれないかな〜。
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今日はベテランゲストさん達と、のんびり被写体探しです。

まず、何はともあれ、この人ですよね。クマドリカエルアンコウ
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あれ、こんなのいたんですね。センテンイロウミウシ。僕の知らない間にゲストが写真に収めていました。f ^ ^ *)
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あらー。これはあんまり見かけない顔ですね。ヒラムシの一種と思われます。
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これ以外にもビシャモンエビのペアや、ニシキウミウシの幼体なんかを見てきました。

グビジンイソギンチャクのまん中に陣取るのはイソギンチャクモエビ君。
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これ以外にもキンチャクダイの幼魚の写真を撮ろうとみんなで粘ったり、ほんの一瞬ですが、イトヒキアジを2匹、中層で確認したりしました。イトヒキアジはちゃんと糸を引いているのも見えましたよ。またゲスト達は思い思いにサラサゴンベやムラサキウミコチョウなども見つけて楽しんでいました。

2本目は小牛の横から入りました。
最初はこれ。ガラスハゼ
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これは同じ岩に2個体いるハナタツの1匹目。以前は赤と黄色がいたのですが、どうやら黄色は姿を消し、赤っぽいのが2匹になりました。
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そしてもう1匹。この画像は平澤氏から。残りの水中画像はすべて白石氏からいただきました。おふたりとも、ありがとうございました!
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オオアカヒトデにちょこんとのっかったヒトデヤドリエビや、水路下の洞窟にクリーニングステーションをオープンしているソリハシコモンエビを見てから三角穴を抜けて水路へ。

ここでちょっと珍しい魚を見つけました。
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ヘビギンポによく似ていますが違います。以前見つけたヘビギンポ属の一種「赤ヘビ」とも違うようです。そこでヘビギンポに特化したWebサイト「ヘビベース」を調べてみると、該当する物がありました。それが「キビレヘビギンポ」です。名前の由来となったらしき尻ビレの黄色い色も確認出来ます。

この所、連日クマドリカエルアンコウフリソデエビが見つかったり、図鑑にもまだ掲載されていないような珍しい魚が見つかったり。実は昨日もマダラフサカサゴ属の一種と思われる魚を見つけましたし、雲見の生き物の多様性にはほんと目を瞠るものがありますね。

最後、湾内のブイでの浮上間際には、小さなサンゴイソギンチャクアカホシカクレエビヒメイソギンチャクエビのペア、そしてカザリイソギンチャクエビの3種類が同居しているのをチェック。

さらに安全停止中にはダイバーのすぐそばをアオリイカの子どもが30匹ほどもふわふわと漂っているのを見ることが出来ました。ほんと、最後まで、気の抜けない海です!(*^^*)
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by idive | 2010-08-15 21:43 | Diving Log
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