雲見・三競(さんきょう)仮想水中ツアー

雲見のダイビングスポットと言えば、「牛着岩(うしつきいわ、うすつきいわ)」が有名ですが、もうひとつ「三競(さんきょう)」と呼ばれるポイントがあるのをご存じでしょうか?

ここは牛着岩に向かって右手の崖沿いにあるポイントで、最大水深13mと浅いながら、牛着岩に勝るとも劣らない地形の複雑な場所です。

牛着岩は広いエリアに洞窟が点在していて、コース取りは自由自在。そのバリエーションは無限です。三競は崖沿いに洞窟が並んでいるので、牛着岩ほどのバリエーションはありません。その分、完成度の高いコースが設定されています。このコースに沿って泳ぐのが最も三競の各・洞窟群を堪能できるのでは、と思います。

三競の洞窟は北から順番に1番から5番までありました。が、去年の台風で1番の穴が通れなくなってしまったために、最近は2番スタートとなっています。

アイダイブの場合、1番と2番の間に位置する穴を、僕が勝手に1.5の穴、と呼んでいてここからスタートすることが多いですね。この穴は水深2mほどの浅い場所にあるので、晴れた日は差し込む光がまるでカーテンのようです。
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次の2番の穴は、入口がわかりにくい場所にあります。そして人がひとり通れるくらいのサイズしか有りません。しかしその穴をくぐると中は広くなっています。また天井にも穴があいているので光が差し込んで、まるでロタホールのようです。(行ったことないですが)

下の画像は2番の穴の小さい入口から入ってきたダイバーの様子。
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次は3番の穴です。三競のメインイベント、と言ってもいいくらい面白い場所です。ここの洞窟は奥行きが深く、ずっと入っていけるのですが、天井にすき間が空いているため暗くありません。中に入ってから振り向くと、入口がワイングラスを逆さまにしたような面白い形をしていることが分かります。
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この洞窟の突き当たりは、そのままどんどんと浅い方へ上がっていけます。水深は12mから4mくらいまで上がっていくでしょうか。最後は真っ暗になるので水中ライトは必携ですね。そして自分が上がってきた所とは別の横穴からとなりの部屋へと抜けると、そこは明るくて、タイミングが合えば天井に空いた穴から太陽光線がスポットライトのように差し込む様子を見ることが出来ます。
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その光線を見上げるダイバー。
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さらにここでは、洞窟内で水面にいったん浮上することが出来ます。もちろん洞窟の中ですが、ご覧のように明るいですし、ダイビング中におしゃべりが出来るのも、また洞窟内部で浮上する、という経験も普段出来ないことですから、とても新鮮です。

さて、水面でのおしゃべりが終わったら、また潜降しましょう。
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潜降したら、ゆっくりと穴の外を目指します。
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次の4番の穴も特徴的です。中には通称「宮殿」と呼ばれる小部屋があります。ここにも太陽の光が降りそそいで、なるほど幻想的な感じです。
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この洞窟はV字型をしていて、入口と出口が別になっています。出ていくときの景色ももちろんすてきですね。
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4番から5番の穴へ向かう途中には、不思議な形の水路があります。どうしてこんなにつるりとした形をしているのでしょう?その昔、ここは陸地で水が流れたあとでしょうか??
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迷宮の最後は5番の穴です。
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出口に群れる魚をかき分けて、水中の迷宮探険、無事終了です!(^^*)♪
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by idive | 2010-09-17 19:02 | 海の話
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