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変わらない雲見が愛おしい【2011年3月20日】

ポイント名 雲見
 1ダイブ目:牛着岩裏→裏
 2ダイブ目:牛着岩裏→湾内のブイ
天気  晴れ
風向  ほぼ無風
流れ  ほとんどなし
波・うねり 波ほとんどなし、うねりほんの少し
気温 17℃
水温 16℃
透明度 6〜8m
透視度 5〜6m
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久しぶりの雲見です。
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最後に雲見で潜ったのが今月1日。そのあと沖縄で浮気したりしているうちに、あっという間に3週間近くが経ってしまいました。今日もお客様はいませんが、凪はいいし、ちょっくら潜りに行ってくるか!ってことで、ウミウシ探ししてきました。完ぺきに趣味の世界ですね。f ^ ^ *)

これは一緒に潜ったダイバーの様子。3週間前は抜群に透明度良かったのに、今は春濁りが始まって、せいぜい透視度は5〜6mってところです。でも、この時期に春濁りがあるのは毎年の恒例行事です。むしろ春濁りのあることによって、ああ海の中の季節もちゃんと巡っているな、と思うと妙に嬉しく感じました。
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さて、最初に目についたのはミナミゴンベ。特に珍しい、とかかわいい、ってわけでも無いですけど、たまには被写体にしてあげよう、と思って。f ^ ^ *)
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これはニシキウミウシの幼体。よく見かけるやつです。よく見かけるやつだと、写真を撮るのも、こう気合いが入らない、というか、気分が乗ってこないのは否めません。ニシキウミウシに失礼?
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これまた普通にたくさんいるサラサウミウシ。こいつの他、アオウミウシシロウミウシなど、よく見かけるウミウシに対する義理ですね、これは。
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お、ちょっとレベルアップ!?センテンイロウミウシ
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ウミウシの中では大きい部類のミアミラウミウシ。きれいな色合いなのでいい被写体です。
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ウミウシの触角は、匂いを感じることが出来るそうです。その触角に縦に白い線が入っているのは、どういうわけでしょう?キャラメルウミウシ
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これはヘリシロイロウミウシですね。一瞬シロタエイロウミウシに似ているようですが、さにあらず。またフチベニイロウミウシとも違います。
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和名のないウミウシ・ヒュプセロドーリス・クラカトア。今日は2個体みつけました。
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これも正式な和名はついていません。通称オセロウミウシ
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これは一見シロウミウシのようですが、違います。ウスイロウミウシ
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浮上間際の浅い根の上に生えていたトサカの中の謎のエビ。抱卵中のように見えます。
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同じトサカの中にコシオリエビの仲間らしき生き物発見。生息している場所が岩の隙間ならホムラチュウコシオリエビでしょうし、ウミシダの中ならコマチコシオリエビと相場が決まっていますが、トサカの中にいるやつは?
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2本目ものんびり生き物探しです。イソカサゴオルトマンワラエビのツーショット。
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これはウミカラマツの中にひそむナカザワイソバナガニ。背中にフジツボがついてしまいました。
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なまめかしく体をくねらせるスミゾメミノウミウシ
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岩の窪みにひっそりと身を隠すキンギョハナダイの幼魚。よく見ると、傍らにはサラサエビが、お付きの小姓のように付き従っています。
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地震や津波以来、久しぶりの雲見でしたが、海の中はまったく変化ありませんでした。

大震災以来、被災地以外の場所に住む皆さんも色々な苦労をされていることと思います。もし気分がくさくさして、やりきれなくなってきたら、雲見にダイビングをしに来ませんか?
嫌なことを一時でも忘れて、気分をリフレッシュできると思います。
by idive | 2011-03-20 16:56 | Diving Log
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