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快晴べた凪マンツーマンの雲見【2012年8月22日】

ポイント名 雲見
 1ダイブ目:牛着岩スタンダードコース
 2ダイブ目:牛着岩小牛の裏角→ブルーコーナー
天気  晴れ
風向  西より
流れ  下り潮
波・うねり ほとんどなし
気温 31℃
水温 22℃〜24℃
透明度:8m〜1om
透視度:6m〜8m

富士山も雲の上から顔を出す、絶好のダイビング日和でした。
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お盆も終わって、平日は波止場もビーチもぐっと人が少なくなりました。
そんな中、今日は初・雲見のゲストとマンツーマンダイブ。
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初めて雲見に来た方に、効果的に雲見の面白さを分かっていただくにはどうするか。私の出した答えは「スタンダードコース」です。

大牛と小牛、三角の大岩ふたつの前でエントリー、両側が壁の水路を進んでいきます。ここから最初に通るのがクレバス。ここは垂直に7〜8mほどの落差を落ちていくと、程よく光の差し込む大きな洞窟へと入っていく場所です。

つかみはOK!といいますか、初・雲見のゲストの心をつかむには最適な場所です。他のダイビングサイトではまず無い舞台装置ですからね。

その次に入るのがH型の穴です。ここは上から見るとアルファベットの「H」の形をしたトンネル。縦の動線の次は横の動線です。

この洞窟を抜けた場所がクランク。岩に囲まれた狭い場所ですが、何故か魚影が濃いんです。
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水深24mのアーチで折り返して、たて穴へ。

その途中で体長2cmほどのミチヨミノウミウシを発見です。
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たて穴の手前の中層にはトビエイが1匹、ふわ〜りとホバリング中。かっこよかったですね!

たて穴を上に抜けた場所は潮あたりがいいので、浮かないよう注意!ここから小空間→秘密の抜け穴と経由して水路下の洞窟へ。これが陸上なら大型バスだって入りそうなスケールの大きい洞窟です。

そして突き当たりには三角穴があって、海底迷宮の出口になっています。いやー何度通ってもその完成度の高さには驚かされます。これ、誰かが苦心して作り上げたようですが、もちろん違います。自然の造形物です。だから面白いんですね〜。

2本目は小牛の洞窟スタート。
雲見で「穴」というと、ほとんどは「トンネル」状になっていて、通り抜けることができます。しかしここは正真正銘、行き止まりの洞窟。狭い上にまっ暗なので少人数限定ですが、今日はマンツーマンなので問題ありません。

中に入ればライトの光に次々と浮かび上がる洞窟の住人達。今日はヒメセミエビノコギリガニボウズコウイカイセエビオトヒメエビカサゴイタチウオスベスベマンジュウガニなどを見ることが出来ました。

また小さくて透明なソリハシコモンエビも、今日は数匹が巣穴を出ていたので、じっくりと観察できました。ラッキーでしたね。

出口では、わざとゲストに先に出てもらいました。美しい洞窟の風景を楽しんでもらう為と、下のような写真を私が撮る為です。f ^ ^ *)
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H型の穴周辺では、今日もマアジの大群が楽しませてくれました。
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最後はブルーコーナーで程よい下り潮を体中で感じながら安全停止。ふと見上げれば、大きなカンパチが数匹、悠然と潮に向かって泳ぎ去る所でした。

初・雲見のゲスト、お腹いっぱい地形と魚群を堪能して、大満足でご帰還です。
(*^^*)

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by idive | 2012-08-22 18:02 | Diving Log
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