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台風明けの雲見【2012年10月2日】

ポイント名 雲見
 1ダイブ目:牛着岩水路周辺
 2ダイブ目:牛着岩大牛の洞窟
天気  晴れ
風向  東よりの風
流れ  ほとんどなし
波・うねり ほとんどなし
気温 25℃
水温 26℃
透明度:8m〜10m
透視度:7m〜8m

海は穏やかになりました。
台風明けの雲見【2012年10月2日】_f0053895_18254944.jpg


今日は暑くも寒くもなく過ごしやすい1日でした。ゲストは朝、電車でご到着のリピーターの方。ウミウシなどかわいい生き物を写真に撮るのがお好きな方です。では早速行ってみましょう。
台風明けの雲見【2012年10月2日】_f0053895_18255343.gif


主に水路周辺でゆっくりと被写体を探して泳ぎました。
心配されたうねりはほとんどありません。透明度は白っぽい濁りがあるものの、まあまあな感じ。台風明けということを考えれば上出来ではないでしょうか。

さて、みつかったのはミチヨミノウミウシサキシマミノウミウシ、シラユキモドキなどウミウシ各種。でもどれも小さくて、写真に収めるのは難しいですね〜。

こちらは体長1cmほどのミカドウミウシの幼体です。これがワラジみたいにでっかくなっちゃうんですから・・・。
台風明けの雲見【2012年10月2日】_f0053895_1826348.jpg


また、小牛の洞窟前では、体長4cmほどのハナタツの無事を確認しました。
台風前にみつけたのですが、今回のうねりでいなくなっちゃうんじゃないかと心配でした。が、無事乗り切ってくれたようです。

2本目は大牛の裏手でエントリーして、まずは大牛の洞窟上の穴へ。
ここには台風前、コガネヤッコサザナミヤッコ、ユカタハタのそれぞれ幼魚やヤミテンジクダイ、黒いクマドリカエルアンコウムスジコショウダイミナミハコフグの幼魚など激レア・ちょいレア取り混ぜて色々な生き物を見ることが出来ました。

この人達の無事を確認しに行ったわけです。
まず惜しくも姿を消してしまった人はコガネヤッコ、ユカタハタの幼魚、ヤミテンジクダイ、クロクマこと黒いクマドリカエルアンコウ、それからムスジコショウダイ幼魚です。

特にクロクマ君とコガネヤッコは、次いつまた会えるか分からない超級のレア物だっただけにザンネンです。

頑張って生き残っていたのは、こちらのサザナミヤッコ幼魚、というより若魚ですね、もう。
台風明けの雲見【2012年10月2日】_f0053895_1826883.jpg


それからミナミハコフグの幼魚も大丈夫でした。

新たに増えたもの。なんと、スミツキベラの幼魚が新たに発見されました。ここ、どうしてこんなに季節来遊魚が集まるんでしょうか。不思議です。

それからこちらはベニサンゴガニです。南方からのお客様達が脚光を浴びている間、ひっそりとナンヨウイボヤギの枝の間にひそんでたんですね。
台風明けの雲見【2012年10月2日】_f0053895_1826594.jpg


明日はもっと透明度が回復するといいなぁ。水温は依然として26℃台と高い状態をキープしているので、可能性はあると思うんですけどね。

今日の写真提供はIkukoさんです。ありがとうございました!

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by idive | 2012-10-02 18:47 | Diving Log
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