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雲見で3ダイブ!

ポイント名 雲見
 1ダイブ目:牛着岩スタンダードプラス小牛の洞窟
 2ダイブ目:牛着岩小牛の横→たて穴→横穴→大牛の洞窟→トビ根→グンカン
 3ダイブ目:黒崎
天気  曇りのち雨
風向  東風
流れ  午後、下り少し
うねり なし
気温  15℃
水温  19℃
透明度 18m〜20m
透視度 12m〜15m

あいにくの曇り。そして午後からは雨の予報の雲見。
雲見で3ダイブ!_f0053895_21292521.jpg

でも海はべた凪。そして透明度も、日が射さずに暗い事を差し引いてもお釣りが来るくらい、きれいでした。

今日のゲストはベテランのお二人。今年二回雲見に来たのに、二回とも海況が悪くて雲見が潜れなかったとの事。リベンジ(?)に燃えていました。
となれば、まずはたっぷりと雲見の穴を堪能していただくしか無いでしょう。

一本目。まずは水路の滑り台の形をした岩の一番浅い所から、一気にクレバスの底へ!
わざと落差を大きくして、地形の変化を楽しんでいただきます。
そしてHの穴を抜けると、そこはまるで竜宮城・・・。
まるでビルの谷間から空を見上げるような感じで、岩と岩の間から中層を見上げるとクロホシイシモチ、メジナが層を成して群れています。そしてさらにその上をキビナゴの大群が、ずーっと切れ目無くこれでもかこれでもか、と泳いできます。
いやー、まったく。一匹一匹はありふれた魚ですが、これだけ数がいると充分見応えがあります。見上げたゲストの目がキラキラしていたのが印象的でした。
あとで聞いたのですが、このゲストは大のキビナゴ好き。キビナゴ好きにはたまらないシーンだったと思います。

なんだか既に満足度高い感じですが、まだダイビングは始まったばかり。
ここから我々は、スタンダードコースからはちょっと外れて小牛の洞窟へ。
洞窟の入り口はすっかり小魚達で覆われています。その群れをかき分けて、奥へ。

奥にはがさごそと大小さまざまなイセエビがひしめいています。その間に、ハート形のしっぽをしたアカネテンジクダイがゆら〜りと漂っています。
穴の一番奥の天井の亀裂から差し込む光を、水中ライトの灯りを消して堪能したあとは、くるりとUターンして外へ。この、穴の中から見る洞窟の入り口がまたきれいなんです!

小牛の洞窟を出て時間をチェック。まだ半分と経過していません。今度はゲストの残圧をチェック。残圧もまだたっぷりと残っています。
O.K.!さらに沖を目指します。

-24mのアーチのある岩は、クロホシイシモチの大群ですっかり覆われたように見えていましたが、その大群の中には大きなクエがどーんと鎮座していました。まるで、自分がクロホシイシモチの一匹であるかのような顔をして・・・。あんなでかい図体して図々しいにも程があります。

ゲストはクエがあまりにも何くわぬ顔でクロホシイシモチに紛れていたので、気がつかなかったようです。クエがいるよ、と合図すると、気がついたゲストがわっとのけぞってびっくりする様子がそっくりだったので、思わず笑ってしまいました。さすが、バディ・・・。

このあとさらに、たて穴、たて穴横の抜け穴、秘密の抜け穴、水路下の洞窟、三角穴と経由してブイに戻ってきました。数えたら今回のダイビングで通過した穴やアーチは合計12。
これでも遠慮した方なんです。
いやー。こうして振り返ってみると、毎回濃いダイビングしてるなー・・・(ちょっと自画自賛)。

2本目はがらりとおもむきを変えて、アウトサイドをひゅーっとドリフとする予定!
・・・だったのですが、エントリーしたら潮が逆になってしまっていました。
でも、その潮に向かって泳ぐ大小12、3匹のマダイを眺めたり、よそのチームが写真を撮っていたカミソリウオを遠目からちら見したりして、しばらく進みます。

ですが、このまま逆らって終点のグンカンまで泳ぐのはちと辛い。
ってことで、水中でちょっとだけ作戦変更して、島よりのコースを泳ぐ事に。
一本目に行かなかった横穴や大牛の洞窟を探険し、今度はタテキンの幼魚がいると最近噂のトビ根をチェック。無事タテキンを見つけて、最後は無事グンカンへ。
2本目も無事終了です。

そして3本目は黒崎。
もう、穴はお腹いっぱいと言うゲストですが、すいません、3本目も穴です。
雲見に来たからには、あきらめて(?)いただきましょう。
ってことで、3本目も穴三昧!
で、今日もお腹いっぱいのダイビング、楽しかったー!でした。
by idive | 2006-11-23 21:56 | Diving Log
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