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沖縄みたいな雲見で3ダイブ 【2007年11月11日】

ポイント名 雲見
 1ダイブ目:牛着岩スタンダードコース+-26mのアーチ
 2ダイブ目:牛着岩小牛の横→モロコ根→グンカン
 3ダイブ目:三競
天気  曇りのち晴れ
風向  東のち西風
流れ  下り潮あるかないか
波・うねり ほとんどなし
気温  21℃
水温  23℃
透明度 25m
透視度 15m〜18m

いったいどうしちゃったんでしょうか??
24アーチの辺りから水面がすっかり見渡せてしまうほどの透明度。つまり縦25mは確実に見えているってことです。ひょっとしたら30mくらいはあったのかも。まあ確かめる術はありませんが・・・。
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まず一本目はスタンダードへ。湾内から牛着岩の水路へ入ると、キビナゴの大群が頭上を覆うようにやってきました。狭い水路がキビナゴで埋め尽くされます。エントリーしてまだ1、2分、いきなりテンション高くなる光景です。クレバスまで来ると、そのキビナゴを補食しようとするカンパチが2匹、キビナゴの群れをかき分けるように泳いでいます。
クレバスを落ちてから見上げると、魚たちのシルエットがくっきりと水面の青に映えて、もうこのままずっとこの場所に居たいほどの美しさ。でもまだダイビングは始まったばかりです。

Hの穴を抜けると、そこはもう魚、魚、魚。広々と見渡せる海の中をぎっしりと大小様々な魚の群れが埋め尽くしています。キビナゴ、クロホシイシモチ、マアジ、イサキ、ニザダイ、マツバスズメダイ、シラコダイなどなど。これらの魚たちをかきわけるように沖へと泳いでいきます。

そして24アーチの入り口で水面を見上げると、きらきらと輝く水面がはっきりと確認できます。これほど凄みのある透明度は滅多にお目にかかれません。今日のゲストはラッキーです。
水温は23℃。太陽が出て陸上も暖かかったので、ゲストのひとりはドライから急きょウエットスーツに変更したほどです。

2本目はアウトサイドへ。
こんなに透明度がいいときは、アウトサイドの美しい砂地の上を、ひゅーっと飛びたくなりますね。今日のような日は、まさに空を飛んでいる感覚が味わえます。

まず、小牛の横でエントリー。ここの砂地も真っ白。その砂地に明るい日差しが差し込む様子は、まるで沖縄のようです。そしてその中層には大きなマダイが20匹以上、等間隔で浮いています。これまた不思議な光景ですねー。マダイたちは繁殖の為に集まっているのでしょうか。

24アーチの上空に差しかかると、キビナゴの大群が我々の方へまっしぐらに突っ込んできました。幅も厚みもある大きな群れがのしかかるようにやってきます。キビナゴなんてありふれたちっちゃな魚ですが、これほどの群れともなると圧巻です。
このあとしばらく、僕らはキビナゴの群れに囲まれて泳ぐのですが、振り向くとゲストふたりがぐるりとキビナゴに囲まれて、まるでキビナゴで出来た檻に閉じこめられてしまったかのようです。

牛着岩のもっとも沖に位置するモロコ根からグンカンへ。この途中には、美しい砂地に大きな岩が点在していて、まるで美しい禅寺の庭を見ているかのようです。
今日はこの中空にふわりと浮いているような感覚を楽しんでいたくて、終点のグンカンまで来てもすぐには岩の上に乗らず、ぐるりと岩を回り込むように泳いで、ぎりぎりまで飛んでいる感覚を楽しみました!

3本目は三競できっちり締めて、今日も満足度の高いダイビング、無事終了です!!
by idive | 2007-11-11 19:43 | Diving Log
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