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田子でボートナイト! 【2008年7月5日】

ポイント名 田子
 ナイトダイビング:弁天島から網代崎
天気  晴れ
風向  なし
流れ  なし
波・うねり なし
気温  22℃
水温  17℃〜20℃

雲見で3ダイブ後、田子でナイトダイビングをしてきました。
田子はナイトダイビングとはいえポイントは昼間潜るところと同じ。しかもボートを出してくれます。当然面白くないわけがない!

エントリーは浅いごろたに設置してあるブイから。潜降してブイの根本で再集合。
ここからごろたの斜面を一気に水深20mくらいまで落ちていきます。行こうと思えばもっと行けるのですが、さすがに今日4本目ですしナイトダイビングだし、で無理は禁物。
でもこの自由度の高さが田子ボートナイトの魅力です。

ごろたの斜面の下はゆるやかに深くなっていく砂地。このごろ他の斜面と砂地の境目を、浅い方へ向かってゆっくりと泳いでいきます。
ごろたと砂地と、両方の生き物を見ることが出来るのも、これまた魅力のひとつです。

出会った生き物たち。
シビレエイ。たくさんいました。(画像提供:hide氏)
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トビエイ。小さい個体で、砂地で寝ていたところをたたき起こしてしまいました。すいません。
トラフカラッパ。大きいです。そして独特の丸みを帯びた形。てけてけてけーっと移動して、砂地にはふはふはふ、と潜っていきます。いけないこととは知りつつ、ついついもう一回砂から掘り出して、走ったり潜ったりするところをみんなで見ちゃったりします。すいません、カラッパさん。(画像提供はShin氏)
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ヒラメ。砂地にじっとしています。昼間から寝ているみたいだから、あんまり代わり映えしません。
スナイソギンチャクの根本にマルガザミ。毒を持ち小魚を補食してしまうスナイソギンチャクの根本にうずくまっています。そうやって身を守っているのでしょうね。こいつもちっこくて、かわいらしいカンジです。

ツノナガコブシガニ。カラッパよりはだいぶ小振りで体長4、5センチ。つやつやした甲羅できれいなカンジ。やっぱり砂地をちょこちょこと移動して砂にひゅひゅひゅひゅと潜っていきます。
・・・かわいい。もいっかい、見してくれませんか?(だからダメだってば)
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ハナアナゴ。砂に掘った穴から出てきて捕食中?若い個体でした。
カイワリ。体長は20センチくらい。砂地でじっとして寝ている様子。
最初見た時、これ、なに?普段見かけないので、なんだか分かりませんでした。後で図鑑で調べて判明。証拠写真もありますが、まだなんか半信半疑なカンジ。だって、カイワリ?

他にもお腹にたっぷりタマゴを抱え、ダイバーに向かってはさみを振り上げて威嚇するガザミの仲間やマダイ、アカエイ、アオヤガラ、コロダイの若魚、などなどなど。
枚挙にいとまがありません。40分ちょっとのダイビングでこれだけの生物に次から次へ出会えてしまう田子のボートナイト。これからのシーズン、泊まりがけでいらっしゃるお客様はぜひリクエストしてみて下さい!!
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(最後の画像はボウズコウイカ、提供はhide氏)
by idive | 2008-07-05 22:08 | Diving Log
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