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予想外にべた凪な雲見でダイビング 【2008年9月17日】

ポイント名 雲見
 1ダイブ目:牛着岩スタンダードコース
 2ダイブ目:牛着岩小牛横→小牛の洞窟→水路下の洞窟
 3ダイブ目:三競
天気 快晴のちうす曇り
風向  東より
流れ  朝のうち下り徐々に無くなる
波・うねり ほとんど無し
気温  25℃
水温  25℃〜26℃
透明度 15m〜20m
透視度 12m〜15m
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あれ、どうしちゃったんですか、この海。うねり無いんですけど。台風って、どんどんこちらへ近づいてませんでしたっけ?

でも晴れてべた凪、絶好のダイビング日和と来れば、もちろん文句を言う筋合いはありません。今日も3本行ってきました!(*^^*)
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1本目は誰が何と言おうとスタンダードコース。雲見のメインストリート。穴も群れもマクロも一辺に楽しめちゃう、まさに王道のコースです。

クレバスを落ちて圧倒的な岩の造形に感動。Hの穴にぎっしりと潜む小魚の群れをかき分けてクランクに出るとハタタテダイとツノダシが2ショットで泳いでいます。
水路の出口には、ダイバーを見送るかのようにハナタツがしっぽを巻き付け、人型の岩から向こうは濃密な生命のスープ。ぎっしりと具の詰まった水の中を-24mのアーチに向かえば、暗がりからいきなりクエが現れて、ダイバーの度肝を抜きます。

軽い下り潮に背中を押されながら24アーチを通過。マンボウ待ちの根の上のイソギンチャク畑にはクマノミやミツボシクロスズメダイの赤ちゃんが。またアカホシカクレエビがそのフォトジェニックな姿態をさらしていました。

たて穴を上に抜けて浅場に顔を出すと、大きなマダイが何匹も乱舞。Hの穴の手前の横穴を経由して水路下の洞窟へ抜け、そのスケール感を楽しみながらゆっくりと奥へ入っていきます。突き当たりの三角穴下にはツマグロハタンポがゆらゆらと群れ、上に空いた穴からは光がスポットライトのように差し込んでいます。

迷宮の出口、三角穴を出たら水路を湾内に抜け、エキジットの為ブイへ。途中、コガネキュウセンの幼魚やハナハゼ、ダテハゼ、共生するニシキテッポウエビやイトヒキベラを見ながらゆっくりと泳ぎます。

ブイで安全停止をしているとイサキの群れが回ってきました。ほんと、エキジットするぎりぎりまで楽しめちゃう海です。

1本目で既にかなりお腹いっぱいなカンジですが、まだまだ。雲見の海はこんなもんじゃありません。2本目は面白い生き物が一杯詰まった宝箱のような小牛の洞窟へ。

今日も怪獣のようなムカデメリベや透明なソリハシコモンエビ、ノコギリガニにヒメセミエビ、イタチウオにイセエビにアカネテンジクダイ、オトヒメエビのペアやボウズコウイカなどなど、洞窟の中の住人達が次から次へ姿を見せてくれました。

他にもビシャモンエビや砂地を這うニシキウミウシ、小魚を素速い動きで補食するカンパチ、そして真っ黒なカエルアンコウなどなど、見ることが出来ました。
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3本目は三競です。ここは牛着岩とはまた違った地形と差し込む光の美しいところです。
でもそれだけじゃありません。途中コールマンウミウシ、アラリウミウシ、シロタスキウミウシ、フリエリイボウミウシやキイロイボウミウシなどウミウシ類が次から次に見つかります。

また三競の定番となったオキナワベニハゼも中層のプランクトンを食べては戻ってくる様子を見せてくれました。

さて、台風13号です。今、奄美大島の西約200キロの所にいます。19日に高知県の辺り、そして20日には関東地方へ上陸する可能性があります。ということは、週末は??

はぁ。(*´Д`)=з
今の時点では何にも分かりません。ご予約をいただいているお客様には大変申し訳ありませんが、前日の夕方の時点で初めて翌日のことがわかる、といったカンジです。とりあえず明日は、またうねるものの、雲見がクローズになったりはしない模様です。あくまでも予想ですが・・・。
by idive | 2008-09-17 19:03 | Diving Log
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