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二魚を追う者は一魚をも得ず 【2008年11月29日】

ポイント名 雲見
 1ダイブ目:牛着岩島裏からほぼスタンダードコース
 2ダイブ目:牛着岩小牛横→水路
天気 晴れ
風向  ほぼ無風
流れ  下り潮
波・うねり うねり若干
気温  16℃
水温  18℃
透明度 1本目10m〜15m、2本目12〜18m
透視度 1本目8m〜12m、2本目12〜15m
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昨日、雲見はクローズしていましたが、今日は問題なくオープン!若干うねりが残っているものの天気もよく、ぽかぽかと暖かく、ダイビング日和です。
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今日のゲストのひとりは、コンデジにマクロとフィッシュアイレンズも外付けで持っており、ワイドもマクロもどんと来い!の万全な状態でした。早速一本目、まずは島裏でエントリーしてクダゴンベへ。何時いなくなるか、と心配しているのですが、クダゴンベ君、まだ健在です。

ところが、クダゴンベのいる場所は潮あたりがよくうねりの影響も受けやすい所。加えて岩の斜面で体を固定する場所もなく、つまりはとっても写真を撮りにくい所なんです。それでもこんなレアな被写体を見逃すわけにはいきません。ゲストはカメラにマクロレンズを付けて構えたのですが・・・。なかなか思うような場所にクダゴンベは来てくれません。体が固定出来た、と思ったら魚はウミカラマツの上でかくれんぼ。やっと魚が来た!と思ったら体はうねりにあおられて写真どころではない、という厳しい状態となってしまいました。

さらに。そこへワラサの大群の登場です。くだんのゲスト、慌ててカメラのレンズをマクロからフィッシュアイに付け替えましたが、時既に遅し。ワラネードは視界の外へ去っていってしまったあとでした。

結局クダゴンベワラサも、画像をゲット出来なかったゲスト。
ま、そんなこともありますよね。f ^ ^ *)

気を取り直して、まずはこちら。体長3cmとかわいらしいベニカエルアンコウ。鮮やかなオレンジが印象的です。しかも今日はエスカを振り振りしていました。
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そのすぐそばにはフチベニイロウミウシ。この方、狭いところにはまり込むのがお好きみたいです。
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そして、ニシキフウライウオ。一時行方不明となりましたが、またすぐ復活してくれました。
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さらに、こちら。背中にカイアシ類の卵嚢を付けたイボヤギミノウミウシ。体内にはこのタマゴを産みつけた張本人がいる、とのことですが、外見からは確認出来ず、です。
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クレバスを見上げると・・・。
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しかし一回のダイビングでクダゴンベとニシキフウライウオという2大マクロアイドルに加え、ワラサの大群にプリティなベニカエルアンコウ、そして美しいウミウシ達まで見れてしまう今の雲見。地形は面白いし魚影は濃いし透明度はいいし、これを見逃しちゃうなんて、ほんともったいないです。

2本目はこの方、オオモンカエルアンコウの幼魚から。今回はフィッシュアイレンズを使って、周囲の環境まで写し込んだ絵です。
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ザラカイメンの奥にはコシオリエビの仲間が。ホムラチュウコシオリエビのようですが、決め手がありません。
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ムチカラマツの上にはガラスハゼ。
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そして、同じムチカラマツにこのペアも同居しています。ムチカラマツエビ。
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岩の隙間には、マツカサウオの幼魚が仲良く3匹。
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他にもノコギリヨウジヒロウミウシなども見かけました。
トゲトサカにはホソテンロクケボリガイ。
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クランクには相変わらず夥しい数の魚が。
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そしてHの穴の中には大きなクエもいました。

今日の新顔はこの方。ミレニアムマツカサウミウシ。ガヤの中に隠れています。
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今日は水面越しに見る太陽が奇麗でした。
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ああ、なんだか見るものがいっぱいあって、とても2ダイブでは足りない感じ。そんな後ろ髪引かれる思いで、無事ダイビング終了です!(^^*)♪

今日の素晴らしい画像の提供者は森田洋介山氏。クダゴンベとワラサは間に合いませんでしたが、その他は美しい写真をご提供いただきました。ありがとうございました!
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by idive | 2008-11-29 20:28 | Diving Log

紫の付着物の謎

まずはこちらをご覧ください。
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先日来このブログでもご紹介しているイボヤギミノウミウシの画像です。

このウミウシの背面にくっついている紫色のもの、僕は最初、うんこ?、と思いました。
次に、背面の突起の色は餌に由来することから、普段食べているキサンゴのポリプ以外のものをつまみ食いした結果?、と考えました。

しかし、どちらも見当違いだったようです。一緒にこのウミウシを観察したゲストから、下記のようなメールをいただきました。

「そうそう、イボヤギミノウミウシのあの紫の付着物が気になってネット検索してみたら、『橈足類と思われるものの卵嚢』説がありました。
その他私たちが雲見で見たようなのと同じ紫色の付着物つきの画像もいっぱい発見しました」

その画像の一部がこちらです。

つまり、寄生生物がこのウミウシに産みつけたタマゴ、ってわけですね。はぁー、なるほど!
素晴らしい情報提供ありがとうございます!

ただ、新たな疑問も生まれました。この「橈足類」とはいったいなんでしょう?
さっそくネットで調べてみます。

最初にたどり着いたのはこのページ

この表、よく見方が分からなかったのですが、つまり「橈足類」は、他にも「橈脚類 」や「カイアシ類」など幾つもの呼び名があり、学名はCopepodaだということです。

そこで再度検索。すると、こんなページにたどり着きました。

科学技術WIki「カイアシ類」

なるほど。さらに調べていくと。

Wikipedia「カイアシ類」

つまり、ミジンコに代表されるような動物プランクトンのことだったんですねー。ウミウシに寄生生物がつき、タマゴを産みつけられてしまう、とは思いもよりませんでした。

今回、僕は大いなる勘違いをしていたわけですが、上記のゲストからメールをいただかなかったら、その勘違いのまま過ごしていたと思います。その過誤を正すきっかけをいただいて、ホントに感謝、感謝です。お客様から教えていただくことも多いですね。

上記の写真ですが、よく見ると、ウミウシの下にキサンゴの骨格らしきものが見えます。たぶんこのウミウシがポリプを食べ尽くした結果なんだと思います。ウミウシひとつにも色々なドラマがありますねー。今後も当店に来て下さるゲストの方々と一緒に、こんな海の謎をひとつひとつ紐解いていけたらいいな、と考えております。(*^^*)
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by idive | 2008-11-27 19:46 | 海の話

この時期これ以上は望めない雲見 【2008年11月26日】

ポイント名 雲見
 1ダイブ目:牛着岩スタンダードコース
 2ダイブ目:牛着岩小牛横→グンカン 島裏横断
天気 晴れ
風向  ほぼ無風
流れ  ほとんどなし
波・うねり なし
気温  14℃
水温  19℃
透明度 18m
透視度 12m
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今日は昨日のうねりがウソのように収まり、べた凪となりました。天気が良く、風もなく、エントリーすると透明度も回復しています。この時期、これ以上はないほどのいいコンディションでした。
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1本目は島前からエントリーしてスタンダードコースへ。
水路では、貝殻を背負ったウミウシ、ミスガイを発見。
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クレバスを落ちてHの穴を抜けクランクに出ると、相変わらず向こうが見えないほどの魚の群れがぎっしりと詰まっていました。
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24アーチにはクダゴンベが健在。フチベニイロウミウシイボヤギミノウミウシといった美しい色合いのウミウシたちもいました。

が、今日はニシキフウライウオを見ることが出来ませんでした。でも少し場所を移してきっと近辺にいるはずです。また機会があれば見つけたいと思います。

天気が良かったので、三角穴の下には燦々と陽光が差し込んで、神秘的ですらありました。

2本目は小牛の横からエントリーして、まず最近のホットスポット、小牛の亀裂へ。
ここには一円玉大のマツカサウオの幼魚やヒロウミウシコクテンベンケイハゼノコギリヨウジがいっぺんに見れてしまいます。

また、ムチカラマツにはガラスハゼやムチカラマツエビが、イボハタゴイソギンチャクにはイソギンチャクモエビが大小何匹もいて、お尻を振り振りしていました。

さらに浅い岩場の壁にはオオモンカエルアンコウの幼魚もいたりして、この場所だけでも飽きない感じです。でもまだ2本目は始まったばかり!

ここからHの穴上を通って、ブルーコーナーのキンギョハナダイとソラスズメダイの美しい色彩のコントラストを楽しみ、大牛の裏では背中に白い線の入ったスミゾメミノウミウシや、ナンヨウイボヤギに隠れているベニサンゴガニのペアを観察。

大牛の洞窟のスケールの大きい景色を楽しんだら、まっすぐとグンカンへ。途中オレンジ色のイボハタゴイソギンチャクに乗っかったアカホシカクレエビを見つけました。

最後はグンカンの上、太陽光線がオーロラのように差し込む水面下で、のんびりと安全停止をして浮上。
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今日も無事終了です。画像提供は小林氏。ありがとうございました!
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by idive | 2008-11-26 17:57 | Diving Log

ニシキフウライウオ、ついに雲見に。 【2008年11月24日】

ポイント名 雲見
 1ダイブ目:牛着岩島裏→大牛の洞窟→湾内へのショートカット
 2ダイブ目:牛着岩小牛横の砂地→小牛の亀裂→水路下の洞窟
天気 晴れ
風向  ほぼ無風
流れ  1本目上り潮、2本目下り潮
波・うねり なし
気温  14℃
水温  18℃
透明度 12m〜15m
透視度 8m〜10m
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今日は穏やかな雲見でした。なんの制限もなく、自由自在に潜ることの出来る海況です。
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1本目は島裏の少し沖でエントリー。実は24アーチの真上で落ちようという魂胆だったのですが、潜降してみると、ゆるやかに上り潮が流れていました。なので少し東寄りに落ちましたが、こんな時はすべての地形を把握している地元ガイドの強み!すぐに進路を修正して、無事24アーチにたどり着きました。(*^^*)

今日、一番興奮したのはこちらの方。ニシキフウライウオ。体長は10cmほどでしょうか。美しい色彩です。惚れ惚れと見とれてしまいますねー。
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こちらは背中に白い線が入った、ちょっと変わったスミゾメミノウミウシ。今日はまさに産卵している瞬間を見ることが出来ました。ところでこの画像、ウミウシがくっついていたヤギ類の反対側から撮ったので、白い線は見えませーん。
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昨日見つけた鮮やかなオレンジ色のイボヤギミノウミウシ。このウミウシの色は食べた餌と関係があるそうです。おんなじウミウシでも、黒っぽいナンヨウイボヤギを食べたものは、背中のミノの色が黒っぽくなるそうです。
この個体は背中に一部紫色の部分があるのですが、これはひょっとして、いつも食べているオレンジ色のキサンゴとは違うものをつまみ食いした結果なのでしょうか?少なくとも、ウンコではないようです・・・。f ^ ^ *)
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ミヤケテグリ。オスと思われます。美しい色合いですね。
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そして最後はオオモンカエルアンコウの幼魚。
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もちろんこの他にもキビナゴにアタックするカンパチを久しぶりに見ましたし、大きなマダイ、長いアオヤガラ、小さなマツカサウオの幼魚にヒロウミウシなど、見ることが出来ました。

せっかく静かになった海ですが、明日はまた強い西風が吹いて、雲見はクローズする見込み。まだまだ面白い生き物が色々と見つかって楽しいのに、潜れないんじゃしょうがない!早く回復して欲しいものです。
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by idive | 2008-11-24 21:07 | Diving Log

西風でも雲見で潜りたいんです。 【2008年11月23日】

ポイント名 雲見
 先発隊の1ダイブ目:牛着岩スタンダードコース
 後発隊の1ダイブ目:牛着岩スタンダードコース
 先発隊の2ダイブ目:牛着岩洞窟巡り
 後発隊の2ダイブ目:牛着岩小牛の洞窟
天気 晴れ
風向  強い西風
流れ  下り潮
波・うねり 波ざぶざぶ、うねり少々
気温  16℃
水温  19℃
透明度 8m〜10m
透視度 5m〜6m
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今日はちょいと西風が強かったですね。でも雲見はオープンしました。よかったー。今日のような風波は、表面はバシャバシャしていますが、中へ入ってしまえばこっちのものです。水路の通行はもちろん、三角穴も問題なく通ることが出来ました。

今日はゲストをふたつに分けて、4ダイブです。まず、先発はこんな感じ。
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今日、びっくりしたのは、まずこちら。
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ただでさえレアなフチベニイロウミウシ。それがなんと、ペアでした。しかも相手は小指の爪ほどの小ささ。いったい、どうやってこの広い海の中で出会ったの!?

それにこの微妙な位置関係、なんかよく見えないけど、ひょっとして交接中?!
・・・まさか、食べちゃってる訳じゃ・・・?
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後発隊はこんな感じで潜りました。
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こちらのトピックスはこれ。イボヤギミノウミウシ。
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初めて見ました。ちょうど見たい、と思っていたところなので、偶然発見してビックリ。鮮やかな色彩と見事な擬態。ぱっと見、キサンゴの仲間にそっくりです。この色合いは、キサンゴのポリプを食べるからだそうです。

最初見つけた時、あまりに見事な擬態なのでウミウシかどうか自信ありませんでした、が、しばらくしてもう一度確認すると、少し移動していたので間違いなくウミウシです。

ところで、体のまん中あたりに見える紫色のものはなんでしょう・・・?
まさか、うんこ?!

今日は少し荒れた海況でしたが、問題なく潜り終わりました。明日は東風に変わる予定。雲見は静かでしょう。(*^^*)
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by idive | 2008-11-23 21:58 | Diving Log

さくっと午前中、雲見で2ダイブ 【2008年11月22日】

ポイント名 雲見
 1ダイブ目:牛着岩スタンダードコース
 2ダイブ目:牛着岩小牛横の砂地→小牛の亀裂→小牛の洞窟
天気 晴れ
風向  ほぼ無風
流れ  なし
波・うねり 波ほんの少々
気温  14℃
水温  19℃
透明度 7m〜8m
透視度 5m〜6m
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今日は「いい夫婦の日」です。(*^^*) 関係ないけど。
3日間吹き荒れた西風がようやく収まって、今日は静かになりました。
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1本目、島前でエントリー。いつものスタンダードコースですが、4日ぶりでもあります。西風が吹き荒れていた間に、珍しい生き物が増えていないか、反対におなじみの魚たちが姿を消していないか、ドキドキしますね!

Hの穴を抜けたところには相変わらずの魚群。そして、今日はサガミリュウグウウミウシを発見しました。
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クランクを縞の裏側へ抜けて24アーチへ向かう途中にはクダゴンベがいるはずです。まだいるかなぁ・・・?いたいた!ちゃんといつもの所にいました。
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24アーチには入口を塞ぐようにテンジクダイ系の大群。そして大きなハナミノカサゴが2匹。しかし、クエとかテングダイは見ませんでした。

マンボウ待ちの根にはこの人。キイロイボウミウシ。
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たて穴の前にはこの人。健在でした!フチベニイロウミウシ。
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そしてツノガニ。もの凄い擬態です。そしてちょっとライトを当てられたくらいでは微動だにしません。
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2本目は小牛の横スタート。ネジリンボウのペアは今日は機嫌が悪いのか穴の中に引っ込んで姿を見せてくれませんでした。
その代わりと言っては何ですが、砂地でこんな生き物が顔を出しているのを見つけました。マルハナシャコ。体長はたぶん3cmくらい。
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背中には複雑なマダラ模様があります。
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最近、ホットスポットなのが、通称「小牛の亀裂」。まずマツカサウオの幼魚がぞろぞろと何匹もいます。それから狭い隙間にはノコギリヨウジや、この人、コクテンベンケイハゼも。しっぽの上にちょいとついた黒い模様がただのベンケイハゼとの違いです。
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それからこんな人も。ヒロウミウシ。
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この亀裂に生えているムチカラマツにはガラスハゼやムチカラマツエビなども。それからイソギンチャクモエビがお尻を振り振りしてたり、なんてのも見かけました。

また、浅い場所にはオオモンカエルアンコウの幼魚も。きれいな色です。
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小牛の亀裂から小牛の洞窟に移動する途中にはアミメハギ。
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小牛の洞窟では、この人。ソリハシコモンエビ。今日は一匹のウツボを10匹以上のソリハシコモンエビがよってたかってクリーニングしていました。この場所、ウツボ君にとってはさだめし高級エステサロン、といったところでしょうか。(*^^*)
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洞窟内では他にもアカネテンジクダイやナミマツカサ、イタチウオなどを見ました。

洞窟を出た後はクランクの魚群を突っ切ってHの穴から水路下の洞窟、三角穴と通って湾内へ。メガネスズメダイの幼魚の無事を確認した後、ブイ側のイソギンチャクの上にいるアカホシカクレエビ君に挨拶し、さらにブイ下で10cmくらいある大きなイシガキウミウシを見ました。
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今日の画像提供は昨日に引き続き伊藤氏。ありがとうございました!

今日は午前中の2本で切り上げて、食事を食べに出かけました。こんな事が出来るのも、ゲストがぐっと少なくなった今の時期ならではですねぇ。(*^^*)
充実のアフターダイブについては、この次の記事をご参照ください。
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by idive | 2008-11-22 20:37 | Diving Log

「鮎の茶屋」と「大沢温泉」と

それでは、本日の最高に充実したアフターダイブの一部始終をご報告しましょう。
まずは松崎の町はずれの山の中にある「鮎の茶屋」へ。ここはすぐそばの川で獲れた鮎やイノシシなど、野趣溢れる料理を炭火で食べさせてくれます。
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鮎の形をした看板。
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鮎の塩焼きとイノシシの肉の塩焼き、両方が楽しめるセットをチョイス。
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運ばれてきた時には、まだ鮎は生きてぴくぴくと動いていました。
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鮎が焼けるのを待つ間、ゲスト達は昼間からビールをぐいっと!幸せの瞬間です。
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香ばしい匂いが辺りに立ちこめます。
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串をぐるぐると回して、まんべんなく焼き目が付いたら、この店の庭で獲れたというスダチをたっぷりと絞って、串ごとかぶりつきます!
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この後、臭みが無く食べやすいイノシシ肉を焼いて頬張りました。が、食べるのに夢中で画像はありません。f ^ ^ *)

さらに我々は、鮎の炊き込みご飯を注文しました。この茶屋特製の薫製のような焼き鮎を一緒に炊き込んだご飯です。
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土鍋で炊かれたご飯はつやつやのふかふか。骨まで柔らかい鮎をさくさくとご飯と混ぜたら、いただきまーす!
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はあー、シアワセ。満腹になりました。

腹ごしらえが済んだ後は、すぐ近くの温泉へ。
知る人ぞ知る、ってほどの秘湯でもないかな。大沢温泉。
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目の前には、こんな清流が。そりゃ、鮎も獲れるでしょ。
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山肌と川にはさまれた場所に建つこの温泉。100%源泉のお湯が床からぼこぼこと湧き出る湯船があるだけのところです。聞こえるのは温泉の湧き出る音、川のせせらぎ、そして木々を揺らす風の音。それだけの場所です。
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ひと汗流して上がったら、ここでもビール!そりゃあまずいわけがないでしょ!(*^^*)
僕が運転手なので、ゲストは心おきなくビールが飲めます。

温泉から出ても、まだまだ一日は終わりではありません。これからケーキをおみやげに買って、ショップハウスでロギングタイムです。今日は温泉からアイダイブへの帰り道にあるジョエラでケーキをゲット!

アイダイブ名物、ケーキを食べながらのまったりロギング。今日のロギングのお供はこちらの四品。
まずはシャルロットフレーズ。
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こちらはソレイユ。
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フロマージュブラン。チーズ風味です。
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最後はエクレア。
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薫り高いコーヒーとケーキを食べながら、ゆっくりと今日見た生き物やコースを確認。美味しいものを食べると、ほんと幸せな気持ちになれます。

ゲストはこの後軽くお昼寝。さらに夕飯は歩いて5分の場所にある「井むら」さんへ。充実の休日はまだまだ終わらないのでした。
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by idive | 2008-11-22 18:59 | 気になるお店

西風びゅんっ!田子で2ダイブ 【2008年11月21日】

ポイント名 田子
 1ダイブ目:白崎先端から岡
 2ダイブ目:白崎岡から先端
天気 晴れ
風向  西風強く
流れ  なし
波・うねり 波高し
気温  13℃
水温  18℃
透明度 8m
透視度 6m

今日は西風が強くて雲見はクローズ!で、田子へ行ってきました。
今日はデジカメを初めて間もない方とマンツーマン。しかもドライをレンタル。じゃ、白崎でのんびり潜りましょう。

ここからの画像は今日のゲスト、伊藤氏からいただきました!

伊藤さんは何故かカワハギ好き。まずは一枚、敬意を表して。(*^^*)
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よく見かけるイシモチの仲間。これはオオスジイシモチ。
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こちらはキンセンイシモチ。ちょいと小振りで名前の通り金色の体に白っぽい線が入っています。
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エントウキサンゴ。海底に咲いた花のようです。しかし、この透明感のある色彩、なんとも言えませんね。
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田子の白崎といえば、ヒメエダミドリイシの群生。造礁サンゴのミドリイシの仲間の中ではもっとも北の海域まで分布するそうです。ソラスズメダイとのコントラストが素敵。
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アケボノチョウチョウウオの幼魚。ヒメエダミドリイシの中にいます。サンゴの中には他にもトノサマダイやミゾレチョウチョウウオ、ヒレナガハギの幼魚などもかくれていました。
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メバル。
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ニシキウミウシ。
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そして、ウミウシといえばこれ!ピカチュウことウデフリツノザヤウミウシ。今日は5個体くらい見れました。フォトジェニックでかわいいです。
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しかもなんと!今日は交接中の個体も見つけました!
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明日は3日間吹き荒れた西風もやんで、雲見も潜れる見込みです!!
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by idive | 2008-11-21 20:48 | Diving Log

下り潮がびゅんっ!雲見で2ダイブ 【2008年11月18日】

ポイント名 雲見
 1ダイブ目:牛着岩大牛の洞窟→Hの穴周辺→三角穴
 2ダイブ目:牛着岩小牛横の砂地→湾内
天気 晴れ時々曇り
風向  西風徐々に強く
流れ  下り潮・強
波・うねり 波午後になるほど高く・うねりも少々
気温  17℃
水温  20℃
透明度 18m
透視度 12m〜15m
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朝はまだそれほどでもありませんが、時間が経つにつれてどんどんと波が立ち始めました。こんな時はさくさくっと早めのダイビングがいいですね。
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1本目は島裏で落としてもらって、まずは大牛の洞窟へ。中には相変わらずへんてこなカニが多いですし、貝類もよく見かけます。
こちらは洞窟内のムチカラマツで見つけたキヌヅツミガイの仲間。
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同じムチカラマツの少し上にはあまり外套膜を出していない個体が。
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こちらはカノコダカラ。貝殻も綺麗ですが、外套膜も鮮やかなオレンジです。
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この方、結構大きくて甲幅10cmくらいありそうなのですが、イマイチ種類が特定できません。マンジュウガニ属の仲間だと思われます。
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最近気になるこの方々。洞窟を出てすぐの所にあるナンヨウイボヤギにペアで棲んでいます。ベニサンゴガニ。
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こちらのウミウシ、よく見かけるスミゾメミノウミウシかと思いました。しかしよく見ると背中のまん中に白い線が入っています。触角も何やらきれいな色。こりゃあ何か珍しい種類かな、と図鑑を調べると・・・。
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「背面の正中線上に白色線をもつ個体はセスジスミゾメミノウミウシとされるが、これらの種間に解剖上の差異はない(「本州のウミウシ」P251)」
つまり、スミゾメミノウミウシの色違い、ってことですねー!・・・ザンネン。f ^ ^ *)
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Hの穴には今日もクエが。
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2本目はネジリンボウからスタート!と思ったのですが、今日は穴に引っ込んでいて、見ることは出来ませんでした。

湾内にて。
カワハギに似たヨソギ。
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モンツキベラの幼魚。
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この方達もいまだ健在です。ハタタテダイのペア。
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スズメダイの群れに巻かれます。
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オオタマオウギガニのものと思われる脱皮のあと。そう、これ抜け殻で空っぽなんです。
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でも、こいつがあるってことはオオタマオウギガニ自身もどこかにいるわけで。そのうち見つけ出してやります。

今日も地形、魚群、マクロと十二分に堪能して、無事終了です!
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by idive | 2008-11-18 21:48 | Diving Log

天気・凪ぎ・透明度どれもいい雲見 【2008年11月17日】

ポイント名 雲見
 1ダイブ目:牛着岩スタンダードコース・コンプリートver.
 2ダイブ目:牛着岩ネジリンボウ→小牛の洞窟→水路
 3ダイブ目:三競
天気 晴れ
風向  ほぼ無風
流れ  下り潮・強
波・うねり なし
気温  19℃
水温  20℃
透明度 18m〜20m
透視度 12m〜15m
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今日も海はとても静かでした。
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今日のゲストは初・雲見。平日マンツーマンなので最高の雲見をお見せしましょう!

まずは島前ですんなり自由潜降。ブイでエントリーするより、距離で50m、時間で3分から5分節約できます。皆さん、自由潜降は大切ですよ〜。(*^^*)
セオリー通りクレバスで落ちてHの穴へ。今日は透明度良く、日差しが入って明るかったですね。Hの穴の手前から、反対側のクエがシルエットでよく見えました。
Hの穴からクランクのキンメモドキのカーテンを突っ切って島裏へ抜けます。クダゴンベをチェックしたら-24mのアーチへ。

そしてたて穴へ。たて穴はV字型の横穴とその横穴の交点の部分にあるたて穴とでなる立体的な三叉路。右側の穴から入るも良し、左から入るも良し。そして突き当たりを上へ抜けるパターンが多いので通称が「たて穴」なんですが、右から入って左へ抜ける、なんて方法もあります。つまりはガイドの胸先三寸、自由に柔軟にコース取りできる場所なんです。

今日は時間にもゲストの残圧にもたっぷりと余裕があったので、左から入って右の穴へ、そしてさらに、右の穴から続く狭い穴をたて穴前のアーチへと抜ける経路。まさに迷宮と呼ぶにふさわしい複雑なコース取り。もしこのたて穴が他のポイントにあったら、これだけで有名になりそうな場所ですが、牛着岩では壮大なラビリンスの一部分に過ぎません。

ここから大牛の壁沿いに水路へと戻り、マンツーマン限定のL字の細い穴へ。ここは名前の通りL型に曲がった人ひとりサイズのトンネル。ゲストに先に入ってもらい僕は出口で待っています。ゲストはひとりで狭い穴に入っていくドキドキ感を存分に味わえます。

さらにいくつものトンネルやアーチを通り抜けて、ようやく湾内へ。これだけの魚を見、洞窟巡りの冒険をして40分しか経っていないなんて・・・。雲見の底力、恐るべしです。

2本目はネジリンボウスタート。顔なじみの船頭さんにピンポイントで落としてもらい、さくっとネジネジをチェックしたら、砂地を横切って小牛の洞窟へ。
ここでもたっぷりと遊んで2本目も無事終了。そして時間はやっと午前11時を回ったところです。じゃあ3本目も行きますか!

ってことで3本目は三競です。特徴のある洞窟がこれでもか、と連続する究極の立体迷路。誰かがわざわざ作ったんじゃないか、というほどの完成度を誇ります。もちろんゆっくりと泳ぎますが、ここでもマンツーマンの強みが最大限に発揮され、時間のロス無く、スムーズにコースを回れます。

1番から5番まで、番号の振られた穴はもちろん、員数外の小さな穴も残らず制覇。海況が穏やかでダイビングに一切の制限が付かず、マンツーマンで天気も晴れている。とくりゃ、そりゃあもう満足度の高いダイビングが出来ないわけがありません。

今日のゲストの初・雲見ダイビングは、最高の満足感と楽しかった余韻を残して、無事潜り終わりました。(*^^*)
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by idive | 2008-11-17 18:00 | Diving Log