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青魚も回ってきた雲見【2012年5月31日】

ポイント名 雲見
 1ダイブ目:牛着岩:大牛の洞窟→24ブイ
 2ダイブ目:黒崎
天気  曇り
風向  東より
流れ  なし
波・うねり なし
気温 21℃
水温 19℃〜20℃
透明度:7m〜8m
透視度:5m〜6m
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今日の雲見もべた凪です。浜ではテングサが干されていました。
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そして今日もワイドレンズ付きのカメラをお持ちのゲストとマンツーマンで地形を楽しんできました。

大牛の洞窟から水路方面に向かって、大牛の壁沿いを泳いでいると。いきなり現れました!カンパチの群れです!
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大きさは40cm前後。かなりの数です。そしてしばらくの間我々の周りをグルグルと泳いでいたかと思うと、出現した時と同じように、突然いなくなってしまいました。
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一瞬、というよりは1分間くらいの出来事でした。カメラの電源を入れて写真を数枚は撮る余裕がありましたから。
でもあっという間に感じますね。こういうのって。(⌒^⌒)b

ここからはいつもの平和なまったりとしたダイビング。これはダイバーとウツボのツーショットです。
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まるで水中に木が生えているみたい。でもこれもソフトコーラルの一種です。
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これはたて穴向かって右側の横穴を進む私ですね。
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岩と岩がアーチになった所をくぐり抜け、さらに進んでいきます。
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岩が複雑に折り重なって作る独特の景色。雲見ならではです。
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ここはH型の穴の出口です。モデルの私は、なんだかアクロバティックなかっこうしていますね。f ^ ^ *)
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水深24mのアーチの岩に生えたソフトコーラル。
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浮上間際にはイワシの群れも。
さっきのカンパチはこれを追っていたのでしょうか?
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そして2本目は黒崎へ。海へ突き出た黒い岩が黒崎です。
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黒崎のトンネル。
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2日間で牛着岩3本。そして三競と黒崎を1本ずつ潜った今回のお客様。雲見の穴の8割以上は通ったと思います。
やっぱり平日マンツーマンはいいですね。(⌒^⌒)b

写真提供はIkueさん。ありがとうございました!

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by idive | 2012-05-31 16:59 | Diving Log

大いに地形を楽しむ雲見【2012年5月30日】

ポイント名 雲見
 1ダイブ目:牛着岩:ショートスタンダード+小牛の洞窟
 2ダイブ目:牛着岩:島裏→24アーチ→26アーチ
 3ダイブ目:三競
天気  曇り
風向  東より
流れ  なし
波・うねり なし
気温 21℃
水温 19℃〜20℃
透明度:8m〜10m
透視度:5m〜8m
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今日の雲見はべた凪でした。朝のうちは少し日も差していたのですが、時間とともに雲が厚くなってしまったのが残念。
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本日のゲストは初・雲見。そしてデジイチにフィッシュアイ装備(※1)でやる気満々です。しかし、この所の雲見は透明度があまりよくありません。
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しかし、楽しんできましたよ〜。ゲストもいっぱい写真も撮っていました。たとえばこれは、H型の穴を出ていく私。
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小牛の洞窟出口付近ですね。うっすらと濁っているせいで、かえって幻想的です。これはこれでアリですね!(⌒^⌒)b
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クランクでは、手前にソフトコーラル、奥にダイバーという雑誌でよく見かけるような写真にもチャレンジ。
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これは秘密の抜け穴に入っていく私ですね。珍しいアングルです。
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2本たっぷり牛着岩を楽しんだので、3本目は三競へ。
これは天井の低い1番の穴をくぐり抜けていく私です。
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2番の穴の奥から、出口方向に向かって撮った写真ですね。
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そしてこれは4番の穴。通称「宮殿」の位置にいるゲストが私を撮りました。逆のパターンの写真はよくありますが、この構図もちょっと珍しいかも。
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写真提供はikueさん。ありがとうございました!

明日も引き続き、同じゲストとマンツーマンで地形を楽しむ予定です。

※1 「デジイチにフィッシュアイ装備」・・・デジイチはデジタル一眼レフカメラの略です。フィッシュアイは別名魚眼レンズ。超広角なワイドレンズのことです。つまり小さな生物ではなく地形を撮る為の装備ということです。

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by idive | 2012-05-30 18:25 | Diving Log

雲見で緊急対処訓練【2012年5月28日】

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今日は、雲見の緊急対処訓練に参加してきました。
今までも同様の訓練はありましたが、個々のショップ単位で行われていました。

今回は初めて、3つあるサービス全部と、主に雲見を潜っている地元ショップのほとんどが参加しての大規模な訓練でした。
そして朝7時半に集合して夕方5時近くまで、さまざまな内容の訓練を次々にこなしていきました。

これは船のラダーを使って、事故者を引き上げる訓練です。
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海の上で事故者の器材を外す係や、船の上で引き上げる係など役割を分担、交替しながら練習しました。
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また、水面から船に乗るまで一人の場合、船の上にひとり助っ人がいる場合など、何パターンもの場面を想定して実際に引き上げ。そうすると、やってみなければ分からない幾つもの問題点が分かったりして非常に有意義でした。
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こちらは船の後ろに自動昇降のリフトが無い船での引き上げ訓練です。むしろこのほうが普通なわけで、大柄な男性を女性が引き上げるのはかなり無理があったり、仰向けよりもうつぶせの方があげやすかったり、とこれまた非常に為になる訓練でした。
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そして1つの訓練が終わるたびにこうして反省点や問題点を洗い出し、皆で共有していきます。
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今日の訓練を実地に活かしたくはないですが、万が一の時にはサービスやショップの垣根を越えて、雲見全体で協力し合って事に当たれる、そんな手応えを感じた1日でした。(⌒^⌒)b

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by idive | 2012-05-28 20:57 | 海の話

銭州はカンパチ祭り!【2012年5月27日】

ポイント名 銭州
 1ダイブ目:ネープルス南側
 2ダイブ目:ネープルスからひらったい根の間
 3ダイブ目:ダルマ岩礁
天気  晴れ
風向  東より
流れ  ほとんどなし
波・うねり ほんの少しから段々強く
気温 23℃
水温 19℃〜20℃
透明度:12m〜15m
透視度:10m〜12m

神子元で潜り終えた我々は、夕方の神津島への移動に備えて、少しのんびりしました。
そして神津島所属のカジキ突きん棒船剛徳丸に乗り込んで、今日の宿泊地・神津島へ出発です。
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凪がよかったので、船はほとんど揺れませんでした。神津島へは1時間半で到着です。
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島へ到着後は温泉へ行って、宿でぷち宴会をして。そして明日4時半の出航に備えて、早めの就寝です。

これは今朝4時半に神津島を出航した時の朝焼けです。
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剛徳丸には高々とこんな旗が掲げてありました。
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神津を出発してから1時間半後、銭州に到着です。
これは銭州群島の一部、ネープルスと呼ばれている岩礁群ですね。
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そして本日のコースです。3本潜りましたが、3ダイブ目のダルマ岩礁はこの地図上にない為、コースは書き込まれておりません。
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いよいよエントリー。すると驚くほどたくさんの魚たちに一気に囲まれました。とにかく魚影が濃いです。
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銭州も流れ・うねりはほとんど無く、ダイビングしやすい海況でした。
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ヒレナガカンパチ登場。
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カンパチって不思議な魚ですよね。何故、ダイバーの方へ寄ってくるんでしょうね。ほかの魚では考えられませんよね。
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安全停止中です。
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ヒレナガカンパチの群れは、この島の周りに幾つもいるようです。それが何故分かるかというと、個体の大きさが明らかに違うからです。僕らが今日見たヒレナガカンパチのうち、2本目の最初に遭遇した群れの個体が一番大きかったですね。

こちらはシマアジ。大きさは30〜40cm程度とそれほど大きくありませんが、群れの様子がカンパチとはまた違って楽しかったです。
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人なつっこいカンパチたち。何度も何度も彼らに周りを囲まれました。
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お陰でたっぷりと写真も撮れました。
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これは水面に浮上後に撮った写真。つまり水面にいても下を見ればこんなふうにカンパチが見れる、ってわけですね。
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3本目はダルマ岩礁の周りで泳いできました。ダルマはネープルス&ひらったい根から1マイルほど離れているそうですが、銭州という名前で一括りになっています。

最後のダイビングでは、今日最も強くうねりを感じました。沖にいる台風が送ってよこしているのでしょうか。しかしダイビングに大きく影響するほどでもなく、無事に潜り終えることが出来ました。

3本目で一番印象に残ったのは大きなホシエイと思われるエイが何匹もいたこと。これはそのうちの一枚です。
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それから尋常じゃない数のキンギョハナダイも楽しめました。1匹1匹の個体も伊豆より明らかに大きいと思います。
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午前中で3本潜り終えた我々は11時半には銭州を出発できました。そして海が穏やかだったせいか、予定より30分早い午後2時には南伊豆まで戻ってくることが出来ました。

今回参加して下さった皆様、お疲れ様でした。
またいつか行けたらいいですね!(*^^*)

本日の写真提供はUmiちゃんです。ありがとうございました!
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by idive | 2012-05-27 21:40 | Diving Log

やさしい神子元【2012年5月26日】

ポイント名 神子元
 1ダイブ目:ザブ根→カメ根ドリフト
 2ダイブ目:カド根→三ッ根
天気  晴れ
風向  東より
流れ  ほとんどなし
波・うねり ほとんどなし
気温 23℃
水温 18℃〜20℃
透明度:10m〜12m
透視度:8m〜12m
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土曜日は銭州の前哨戦で神子元でのダイビングでした。
ゲストは銭州にもエントリーしているお二人。初・神子元です。

1本目はザブ根近くで入って、ゆるい流れに乗りながらカメ根方面にドリフトです。
ザブ根の水路には大きなクエが通せんぼをするようにでんと居座っていました。

また「マクロは指さしません!」と宣言していたのに、ついうっかり、目に入ったウミウシを指さしてしまいました。f ^ ^ *)
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途中、一体どこから湧いてくるんだろう、というほどのイサキやタカベの群れに巻かれました。
魚影は濃いですね。さすが神子元。
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2本目はカド根で遊びました。ここにもたくさんのイサキたち。
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トビエイがふわりと飛び立ちました。
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そしてこれは金色に輝くヒラメです。何だか幸先がいいですね。明日の銭州で何かいいこと起こりそう??(*^^*)
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私にとっても今シーズン初・神子元は凪ぎもよく、流れはごく軽く、普段は荒々しい男性っぽいイメージのある海ですが、今日は女性っぽいやさしい表情を見せてくれました。
神子元が初めてだったお二人にとってもいい練習になったのではないでしょうか。

今日の写真提供はUmiちゃん、Kitaさんでした。ありがとうございました!

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by idive | 2012-05-27 21:12 | Diving Log

今週のあれこれ

金環日食で始まった今週もあっという間に週末ですね。

ちなみに今週のアイダイブはと言うと・・・。
火曜日は町の胃がん・肺がん検診に行ってきました。
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当店がある道部よりもずーっと山奥の方に八木山という地区があります。
道部の検診の日程は都合が悪い為、この八木山の検診にお邪魔したのですが・・・。

8時半から始まる検診。我々は8時少し前に会場に着いてしまいました。早すぎたかな〜、っと思ったら、既に8人もの方がスタンバイしておりました。しかも皆さん、高齢者。

8時には検診車と町の担当者の方が来て、机を広げたりパソコンを用意したりして慌ただしく受付を設置。そしてせかされるように受付が始まったのですが・・・。

並んでいた高齢者のうちの最初のおじいちゃん4人。見事に問診票に何も書き込んでありません。いちいち受付の方が聞き取り調査しては書き込んでいます。受付の列が進まない・・・。

そんなこんなで無事に検診を終えたのですが、飲んだバリウムを排出する為の下剤が効いて、突然の腹痛でトイレに駆け込むことを何度も余儀なくされる為、うちでおとなしくしていました。

水曜日と木曜日は気持ちよく晴れましたね。わが家の外壁工事はモルタルを塗る作業が一段落して、数日間乾かす為、職人さん達はお休みでした。

が、その働きぶりに触発された私は、この2日間、余った材料でベンチを作ったり、家の周りにフェンスを作る準備をしたりしていました。

これ、あまりの材料です。これを見ていて、ふとベンチ作りを思い立ったというわけです。
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買ったばかりのスライドマルノコ。役に立ちました。

・・・え?スライドマルノコなんて必要あるのかって?
いやいや、大工さんによると材料を早く正確に切り出すには必須の道具とのこと。
現に今回、早速役に立ったじゃないですか。(⌒^⌒)b
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今回の次はいつ使うのかって?
・・・さあ。多分そのうちまた何か思いつきますよ。

切り出した材料を塗装して、組み立てていきます。
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出来上がりは、自分でもがっかりするほどしょぼいです。(T_T)
まあ、家の前に置いてあるので、ご来店の際はあまり突っ込まないで下さいね。
とりあえず、座ったからといって壊れたりはしませんから。

次の日は気を取り直して、家の周りのフェンス作りに着手です。
これ、新築当時からずっとやろうと思っていたのですが・・・。何故今のタイミングなのかは、自分の腰が重いから、としか言えません。f ^ ^ *)

まずは材料の塗装から。
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家の周りと一口にいっても、計るとけっこうな長さです。
その為の材料を計算してネットでお買い物。宅配便で届けてもらったまではいいのですが・・・。その塗装だけでも一仕事です。この手間を考えただけで腰が引けます。まあ、だから今まで手を付けられなかった、というのもありますね。

でもついに始めてしまいました。まずは家の南側から支柱を立て始めました。
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そして南側の支柱立てはとりあえず完成した所で、昨日はおわりとなりました。そして今日ですが、朝から雨っぽかったので作業は中止に。それに明日から2日間は神子元・銭州という大切なイベントがあります。その為にも体力を残しておかなければ。
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日曜日に銭州から帰還。そして月曜日は雲見で緊急対処訓練の予定です。

そっかー、次の作業は早くても火曜日だな、なんて気分はすっかり職人さんですが、板をひたすら支柱に打ち付けていく単調な作業。投げ出さずに出来るのか、我ながら心配です・・・。

週末の神子元・銭州のブログ、お楽しみに!(*^^*)
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by idive | 2012-05-25 16:56 | 日々の生活

金環日食・観測記【2012年5月21日】

我々観測隊は、朝5時05分にベース基地を出発。観測地へと向かった。起床は4時45分。天気は予報通りの曇り。金環日食の観測には不適な条件だが、自然には逆らえない。一縷の希望を託して道を急いだ。

観測機器の準備は万全だ。しかし、実はこの機器に関しては準備が間に合わない可能性があった。
1ヶ月ほど前から近所のホームセンター・コメリのレジ横に、大量の日食観測用メガネが売っているのは知っていた。しかしコメリには週に2、3度も通っていながら、そのメガネを購入することはしなかった。

いよいよ金環日食が近づくにつれ、テレビなどでの報道も過熱。我々もようやく重い腰を上げ、観測機器の準備に着手した。

が、金環日食の3日前にコメリに行くと、既にメガネは売り切れていた。店員に聞くと、もう入る予定は無いという。この、日本では25年ぶり、そして次の金環日食までは18年もあるという世紀のイベントをこの目で見ようという目論見は、いきなり頓挫するかに思えた。

だが、現代は情報化社会、ネット社会である。我々はすかさずネットで金環日食用メガネを検索した。その結果、アマゾンで手に入れたのがこれである。
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ご覧の通り、「3D宇宙大図鑑」という書籍の付録である。しかもメガネというよりは下敷きに穴が開いたものに近い。が、無いよりはマシだろう。とにかく、金環日食当日までに、観測機器の準備は出来た。アマゾン万歳。

次に重要なのは観測地点である。我々の住む松崎町は西伊豆にある。朝日を見るのに、どうも西伊豆からというのはピンと来ない。すると、偶然にも東伊豆の下田市にある寝姿山ロープウェイが、金環日食当日は特別に朝5時30分から営業するという情報を得た。

これはまったく関係のない下田の黒船祭りに関してググっている時に発見したのだが、有益な情報であることに変わりはない。ネット社会万歳。

この寝姿山は伊豆にあり、しかも見晴らしのいい山頂というロケーション。それにロープウェイという非日常的なイベント性も申し分ない。観測地点も決定した。

そして当日。我々は一路下田を目指した。我々のベース基地がある松崎町からは車で30分ほどの距離である。

観測地点に向かう途中、我々は次なる困難に直面した。猛烈な空腹である。車のハンドルを握っていても飢餓感から注意力が散漫になり、生命の危険を感じた。

しかし、餓死する寸前、前方にコンビニを発見。食料を手に入れて事なきを得た。
コンビニ万歳。

我々は予定通り5時半頃寝姿山ロープウェイ駐車場に到着した。先着200名には観測用メガネが無料で配られるとあって、もしもう駐車場がいっぱいで停める所がなかったらどうしよう、と思っていたのだが、杞憂だった。
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駐車場はがら空きで、ロープウェイの職員らしき人が3人ほど、手持ちぶさたで立っていた。その誘導に従って車を駐車。すると、相次いで2台ほど車が入ってきた。我々はほぼ一番乗りだったらしい。

ロープウェイ乗り場の入口を入った所は、お決まりのお土産コーナーである。朝5時台だというのに、きちんと制服を着た職員の方が数人いた。この金環日食をビジネスチャンスに変えよう、という並々ならぬ熱意を感じた。
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ちなみにこちらが無料で配られた日食観測用メガネとロープウェイの往復チケットである。チケットはひとり1,000円だった。観測には常に多大な費用が必要となるが、科学の進歩、また滅多にない観測のチャンスを活かす為には仕方がない。我々はふたり分のチケットを、2,000円で購入した。

この日食観測用メガネが無料で配られるという情報は、アマゾンで観測機器を手配した後に知った。なんだ、無料で手に入るんなら買う必要なかったじゃん。しかし後の祭りである。
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いよいよロープウェイへの乗車開始。平日の朝早くだというのに山頂へ向かうもの好きな人々が他にもけっこういることに驚く。
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ゴンドラ内部から下田市街を見下ろす。
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実は、このロープウェイに乗るのはたぶん20年ぶりくらいだ。以前下田に住んでいた時は歩いて3分ほどのところに10年間も住んでいたというのに一度も来なかった。地元の名所なんてそんなもんである。まあ、今回はその滅多に来れない名所に来ることが出来た、という点でも収穫であった。

山頂に到着。眼下に下田の湾を見下ろすことが出来る。ペリー提督が黒船を率いてやって来た頃には、この山頂から黒船を見張っていたそうである。当時は当然山の上まで歩いて登ったのだろう。ご苦労なことである。
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ロープウェイ乗り場を出ると、山頂は公園のように整備されて意外に広いことが分かった。我々は物珍しさも手伝って、いや、最適な観測地点を決める為に辺りを散策することにした。

散歩を初めてすぐに、大発見があった。それがこちら。
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ヒレがひらひらの鯉である。人工的に作られたものであろうか。値段はいくら位するのだろう。本来の日食とは関係のない所で、つい道草を食ってしまった。

これは愛染堂、よく分からないが縁結びのご利益があるらしい。辺りにはハート型の絵馬がびっしりとぶら下がっていた。結婚9年目の我々夫婦には(金環日食にも)あまり関係がないようにも思えたが、とりあえず手を合わせておいた。
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余談だが、この散歩中、読売新聞の記者だという人に話を聞かれた。県内版の片隅に、我々のことが小さく記事になって載るかもしれない。写真は撮られなかった。

さらに先に進むと、無料の休憩所があった。実は山頂はけっこう肌寒かったので、風をしのげる場所はありがたい。ついに観測地点も決定した。
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中に入ると、既に何組かの人々が思い思いに窓のそばのテーブルを占めていた。我々と同じ、始発のロープウェイに乗ってきた人々だ。鯉だの愛染堂にかまけていた我々と違い、いち早くこの無料休憩所をみつけて場所を陣取ったらしい。抜け目ない人達だ。

それにしては眠そうで、あまり観測に対する熱意は感じられなかった。というか、完全に寝てるし。途中ではイビキも聞こえた。
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無料休憩所から見る空は、一様に雲に覆われていた。
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だが時々雲の切れ間から太陽が顔をのぞかせることもある。我々も窓際の席に陣取って、観測を開始した。

・・・が、一向に雲が切れる気配はない。後から入ってきたおじさんは、大袈裟にため息をついたり、携帯で知ったのか「東京は晴れてよく見えているらしい」「この雲じゃ見えないな、ダメだ」とか、ネガティブなことばかりを言っている。じゃ、来なきゃいいのに。

その時、一瞬日が差した。我々はすかさず観測用メガネを目に当てた。いや、正確には私は書籍の付録だった下敷きを、相棒はロープウェイ乗り場で配られた無料のメガネをだ。

その結果、驚くべき事が分かった。書籍の付録の下敷きでははっきりと太陽の欠けている様子が分かるのに、無料のメガネではぼんやりと見える程度で、明らかにその見え方に差がある、ということだ。

これは実際に観測してみないと分からない観測機器の性能の差であった。
このことから、やはり無料のものにはそれなりの落とし穴がある、という教訓を得ることが出来た。

その後我々は、1時間半ほどこの場所にいて、太陽が出る瞬間は太陽を、それ以外の時は周りにいる他の観測者を観察しながら時間を過ごした。

先ほどイビキをかいていた観測者は我々が「見えた見えた」と騒いだせいか、起き上がって観測をしていた。それ以外の人達も同様だったと思うが、太陽が顔を出している間はまっ黒なメガネに顔を押しつけているので、周りを見ている余裕はない。

太陽は明らかに下敷きメガネの方がよく見えるので、我々はこれを仲良く交互に使用した。この辺りが夫婦円満の秘訣である。

残念ながら金環日食の5分間は厚い雲に遮られて、太陽のリングを見ることは出来なかったが、欠けている太陽を見ることは出来たので、充分にその気分を味わうことは出来た。

満足した我々は快適だった無料休憩所の観測地を後にすることにした。
外に出ると、意外なことに大勢の人が未だ太陽の出現に一喜一憂していた。
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我々も足を止めて、もう一度下敷きメガネを使って太陽を見上げた。
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こうしてたっぷりと日食を観測した我々は大満足で帰りのロープウェイに乗り込んだ。天気予報は悪かったので、観測自体を取りやめようかとも思ったのだが、決行してよかった。

金環日食、万歳!(*^^*)
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by idive | 2012-05-21 12:11 | 日々の生活

恋のサインいっぱいの雲見【2012年5月20日】

ポイント名 雲見
 1ダイブ目:牛着岩:小牛前→湾内のブイ
 2ダイブ目:牛着岩:ショートスタンダード
天気  曇り
風向  南西より弱い
流れ  軽い下り
波・うねり ほとんどなし
気温 21℃
水温 18℃
透明度:8m〜10m
透視度:5m〜8m
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あいにくの曇り空でしたが、海はべた凪でした。
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1本目は小牛の周りをのんびりと散策。少し下り潮があったので、スズメダイが中層を元気に泳いでいました。

砂地にはボウシュウボラがペアで。っていうか、ふたつ一緒に並んでいただけでペアなのかどうか分かりません。でもこの貝がふたつ並んでいるところってあんまり見かけない気が・・・。

そうか〜。もう初夏だもんなぁ。海の生き物たちだって恋の季節だよ・・・。
と水中で考え始めたら、目に入るもの全てが求愛行動とかしているように思えてきました。そんなわけないんですけどね。f ^ ^ *)

小牛の湾内側の壁で教えてもらった通りの場所にイソコンペイトウガニ発見。
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このアオウミウシは模様がちょっと変わっている気がします。
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雲見ではよく見かけるアカイソハゼ。2匹ペアで並んでいたので、あ、求愛行動だなと直感。で、よーく見てみると、1匹の尻ビレに赤いラインが何本も入っています。
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でもこれは、特に婚姻色というわけではなく、この魚の元からの色彩のようです。つまり私の深読みのしすぎでした。f ^ ^ *)

イガグリウミウシは、背中の突起がピンク色していないタイプはニセイガグリウミウシと呼ばれていたこともありました。でも今は単なる色違いということで、どちらもイガグリウミウシとされています。
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ほんの一時期、2個体いたナンヨウウミウシ。でもすぐに1個体は行方知れずになってしまい、今は最初に見つかった方だけがいます。でも、そのうちこのウミウシの交接シーンとか見れちゃわないかなーと期待しています。
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このジュッテンイロウミウシ、背中の白いラインが二重になっている気がします。
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よく見かけるウスイロウミウシは互い違いの向きで並んでいました。これはきっと交接中です。
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とげが赤と黄色の段だら模様になっていてきれいなベンテンウニです。本来深い場所に生息しているはずなのですが、雲見ではちょいちょい見かけます。違う種なのかな?それによーく見ると、下側のトゲにウミウシの卵らしきものがくっついています。ここに産んだウミウシはどれだけ慌て者なんでしょ?
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シロタエイロウミウシのペア。体長が3倍から4倍違うので、小さい方は見落としがちですがずっと一緒にいます。
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こちらはキャラメルウミウシ。つい先日まで狭い範囲に3個体くらいいたのですが、今はこの1匹だけ。あとの2匹はどこ行っちゃったんだ?
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クランクを出た所にいるベニカエルアンコウくん。鮮やかな黄色できれいなのですが、小さい上にいっつも紅藻の影に隠れています。
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えーと特にこれといったエピソードは無いけど、リュウモンイロウミウシです。
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これはオオバロニアという緑藻の一種です。真珠みたいできれいですね。
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これはヘビギンポ。見つけた時はまっ黒な体色で明らかに婚姻色だったのですが、慌ててカメラを用意している間にすーっと元に戻ってしまいました。
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そろそろネンブツダイたちの口内保育なども始まりそうですね。また魚たちがどんな表情を見せてくれるのか、楽しみです。

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by idive | 2012-05-20 14:47 | Diving Log

今年初ナンパコも雲見で【2012年5月19日】

ポイント名 雲見
 1ダイブ目:牛着岩:スタンダードコース
 2ダイブ目:牛着岩:小牛前→小牛半周→24ブイ
天気  晴れ
風向  南西より弱い
流れ  軽い下り
波・うねり ほとんどなし
気温 21℃
水温 18℃
透明度:15m
透視度:10m〜12m
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穏やかに晴れてべた凪の雲見です。かと言って蒸し暑いわけでもなく過ごしやすい陽気ですね〜。まさにダイビング日和です。
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1本目はゆっくりと地形を楽しむコース。
でも途中で色々な生き物も見ることが出来ました。

まずクレバスを落ちた所ではキャラメルウミウシを発見。

H型のトンネルで地形と魚群のコラボを楽しんだあと、クランクを抜けて牛着岩の沖側へ。

そこには体長2cmくらいの鮮やかな黄色をしたベニカエルアンコウが今日もいました。

人型の岩ではテントウウミウシ2個体。ほんとにテントウムシに似ています。

さらにその先ではタカラガイの仲間のコボレバケボリを見つけました。

下の写真は水深24mのアーチの辺りです。ここもネンブツダイイサキと言った大小さまざまな魚たちがたくさん群れていました。
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たて穴では今年初めてのナンパコ(=ミナミハコフグの幼魚)を見つけました。まだ体長1cmくらいです。
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さらに穴を上がっていく途中で黄色いミツイラメリウミウシを2個体ゲットです。

小空間から秘密の抜け穴を経由して水路下の洞窟へ。

今、ここにはシロタエイロウミウシ2個体にセンテンイロウミウシオセロウミウシコールマンウミウシ、そして極めつけはナンヨウウミウシという可愛かったり珍しかったりするウミウシをちょくちょくみつけることが出来ます。

小さなウミウシを楽しんだあと、目をワイドレンズに切り替えて振り向けば、この通りの素晴らしい水中景観を楽しむことも出来ます。
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そして最後は、迷宮の出口三角穴へ。天井に幾つもあいている小さな穴から差し込む光が抜群です。
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2本目は小牛周りでのんびり生き物探し。今日の新発見は地元サービスのガイドさんが昨日見つけた、ちっちゃなベニカエルアンコウでした。
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今日も1日、お疲れ様でした!(*^^*)

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by idive | 2012-05-19 18:25 | Diving Log

貸し切りの雲見で地形楽しむ!【2012年5月17日】

ポイント名 雲見
 1ダイブ目:牛着岩:スタンダードコース
 2ダイブ目:牛着岩:小牛の洞窟→水深26mのアーチ→24ブイ
天気  晴れ
風向  西より弱い
流れ  ほとんどなし
波・うねり ほとんどなし
気温 24℃
水温 19℃
透明度:18m
透視度:15m〜16m
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昨日に引き続き、今日も暑い1日となりました。もう半袖一枚でも充分過ごせますね。
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今日はゲストとマンツーマンで、のんびり地形を楽しむダイビングをしてきました。
今日のゲストは何度かご来店いただいたことがあるのですが、今まではシーズン中の週末ばかりで、雲見にも当店にもゲストが大勢いる日ばかりだったそうです。

ところが今日はアイダイブのお客様は一人だけ。そして雲見全体でもほとんどゲストがいない為、ほんとにのんびりと潜る事が出来ました。この時期だけの特権ですね。(⌒^⌒)b

透明度もかなり回復していました。これはクランクの様子。
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たて穴です。
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途中、小さなベニカエルアンコウや、まだ子どものクエを見ることが出来ました。

水路下の洞窟ではシロタエイロウミウシ(下記画像)や、超レアなナンヨウウミウシを見ることが出来ました。
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これは水路下の洞窟の奥でクレバス方面に振り向いたところ。
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そして三角穴の手前では、こんな感じで光が差し込んでいました。
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2本目は島裏でスタート。最初に小牛の洞窟で遊びました。

中では定番の生き物たち、ヒメセミエビノコギリガニボウズコウイカイセエビ、紅白の手足が美しいオトヒメエビたち、それからカサゴイタチウオなどを見ることが出来ました。

これは小牛の洞窟出口の様子です。
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この後クランクからHの穴上を通過、さらにたて穴を逆さ落ちするというマニアックなコース。

たて穴の中では、スベスベマンジュウガニが狭い穴の中で2匹ひしめき合っているのを見つけました。
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たて穴出口の様子です。
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水深26mのアーチの手前では、ネンブツダイの群れが見事でした。
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浮上間際には、こんなかわいいウミウシ・テントウウミウシも見ることが出来ました。
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今日のんびりダイビングを楽しんだMasaruさん、お疲れ様でした!

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by idive | 2012-05-17 16:38 | Diving Log