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店の名前

独立するに当たって、一番悩む事って何だろう。
きっと資金繰りだったり、場所だったり、時期だったり、と人それぞれなんだろうな。
もちろん僕の場合も、その全てについて悩んでいます。

そしてそのもろもろの悩みの中には、自分の城(店)の名前をどうするか、ということも含まれているでしょう、やっぱり。

で、僕はというと、やはり羅針盤から独立することだし、松崎に店を出すんだから、

「松崎ダイバーズ」

にします、というのはウソです。

それよりももっとインパクトの強い名前、ということで、

「かねぴーのダイビングショップ」

というのも、ま、やめときます。

怒られそうなので、そろそろホンネ。
僕の場合、実はあまり長いことネーミングに関しては、悩まなかった。
割とすぐにひらめいたというか・・・。これしかないや、って思えるものをすぐに思いついたせいなんだけど。
その、名前というのは・・・。

「iDive(アイダイブ)」

です。これはホントです。(^^;;
一応、この名前に決めた理由らしきことを書いておくと・・・。

iDiveは「I dive.」
すなわち、私は潜ります、という意味の文章になる。

また、iDiveの最初のiを愛に引っかけて(=愛ダイブ)、ダイビング大好き!という気持ちを表すことができる。

それに、この最初のiはideal(理想の、理想的、申し分のない)、imagination(想像力、創作力)、impress(〜に感銘を与える、感動させる)、information(情報)、innocent(無垢な)、intelligence(知性、理知)、interesting(おもしろい、興味のある)などなどといった単語の意味を込めているんだ、と言うことも出来る。

・・・と、辞書を調べながら思った。ぶっちゃけ、こじつけですな。

ただ、ここでなによりも強調しておきたいのは、このiは『independence(自主、独立)』を意味しているんだ、ということ。これはマジ。

あと、もうひとつ。
僕のことを知っている方の中には、ぴんと来た人も多いと思うけど、僕のマック(注)好きは結構有名。
で、iMac、iPod、そしてiDive、みたいな、そんな軽いノリの冗談から思いついた名前だということを、ここに白状いたします。
最初は冗談だったけど、だんだんよく思えてきて、そしたら一種の思考停止状態に陥ってしまい、これ以外のネーミングは一切思いつかなくなってしまった。

(注:マックとはマッキントッシュコンピュータのことで、マクドナルドハンバーガーのことではない)

というわけで、iDive、今後ともよろしくお願いいたします。
# by idive | 2006-04-01 08:26 | 独立へ

「『いい家』が欲しい。」を読んで

この本は平成11年に発売されたあと、この手の住宅本としては驚異のロングセラーとなり、今も売れ続けているらしい。
理由は率直な語り口で現在の家造りの問題点を指摘し、そしてそれへの解決方法を明確な形で示していること。
データが多いことも理由のひとつだろうが、とにかく説得力のある内容。
なるほど、と思わせる真実味にあふれた語り口。
その文章からは著者松井氏の家造りに対する真摯な情熱が伺え、その誠意ある熱意に直感的に本物だ、と思わせるモノがある。

さらには既に松井氏の提唱する方法で家造りされた人びとの感想がHPを通じて知ることが出来、松井氏の家造りに関する考え方に共鳴する工務店主を紹介もしてもらえる。
その松井氏が提唱する工法とは「外断熱・二重通気工法」別名「ソーラーサーキット」の家だ。

実は今日、そのうちの一軒に足を運び、実際にソーラーサーキットで建てられた家を見学してきた。
そして本に書かれてあることがウソでないことを確信。
是非この工法で家を建てたい、と考えるようになった。

・・・しかし。
最大の問題はこの工法が通常の家よりも高い、という点だ。
坪単価72万ほどする。仮に40坪の家を建てたら、3千万弱のお金が必要な計算だ。
現在土地も所有していない状態の我々に、果たして「いい家」は手に入れられるのか。

問題は山積している。
# by idive | 2006-03-01 21:58 | 独立へ

不思議な偶然

年が明けて、今年になってすぐのこと。
ゲストの1人が、この辺りに別荘用地を買いたいから案内してくれ、と言う。
そこで、ダイビング後に色々と周辺を探してみた。

すると。
たまたま道ばたで、街中に不動産屋さんがあるか教えてもらおうと声をかけた人の後輩が、工務店経営の傍ら、不動産業もしているという。まるで映画かドラマの中のような偶然。
早速紹介して頂き、その足で事務所に向かう。

結局この不動産屋さんの車に乗って、いくつか物件を見せてもらうことが出来た。
もちろんそのゲストのために案内してくれたのだが、僕はただ一緒にいるだけで、この辺りの物件の状況、相場などを知ることが出来た。
また、地元に太いパイプを持つ不動産屋さんを見つけることも出来た。
自分でも探さなければ、と思っていた矢先の、嬉しい偶然だった。

また、別のタイミングで。
最近教えてもらって通るようになった海までのルートの途中に、とても素敵な家を見つけた。
広い芝生の前庭。木と白い壁のコントラストが美しい山小屋風の建物。
暖炉があると思われる煙突。屋根の明かり取り窓。
まさしく、こんな家に住みたい、と思わせる理想の家だった。

それから。
今月になって独立の意志を、自分と、それから妻の実家に伝えた。
すると、双方から資金援助の申し入れ。
俄然、独立が現実味を帯びた。
と同時に、一気に資金のめどが立ったので、当初考えていた空いている一軒家を借りて営業を開始する、というプランを、土地を買って家を建てる、という方向へ自然と転換することとなった。

家。家を建てる。
一生に一度の大きな買い物だ。失敗は出来ない。
そう思った矢先に、ちょうど滞在していた妻の実家でふと目に付いた新聞広告。
「いい家に住みたい」
ああ、まさにこれなんだよ、今の気分って。
そう思い、この記事を切り抜いていいか、義母に尋ねると・・・。
「ああ、その本なら持っているから貸してあげますよ」

なんと、新聞広告を見つけて5分後には、その本を手にしている、という運の良さ。
そして、この本に出会ったことが、今後の僕の意志決定に大きく左右することは間違いなさそうだ。
それは何故か。続きは、また次回。

とにかく、独立を決意してからというもの、何故かそれに関わりのある、というか、それを後押ししてくれているような偶然が次から次へと起こる。
これは、いい前兆なのか?
しかし、怖いような気もする。余りにも順調な滑り出しすぎて。
気を引き締めて、じっくりと準備を進めていこう。
# by idive | 2006-02-22 23:00 | 独立へ

独立へのきっかけその2

結婚。
これも大きかった。
たぶん、結婚しなかったら独立したくても、出来なかったろう。

金銭的なバックアップももちろんだし、精神的な支えも大きい。
つくづく、結婚して良かった、と思う、今日この頃。

今年の8月には結婚して丸3年になる。
2人のこれからを、より充実させるためにも、独立は不可欠である、と思う。
# by idive | 2006-02-22 21:51 | 独立へ

独立へのきっかけその1

独立しよう、と思ったきっかけのひとつは、40歳になったから。
ただそれだけ・・・?
はい、それだけ。というより、他にもいくつものきっかけがあり、それが複合的に合わさって、今回の決心へと繋がったんだと思う。

去年の秋頃、あるダイビングメーカーの営業担当の方が挨拶に来た。
退社されるのだという。
「次はどんなお仕事を?」と聞くと、
「独立します。ダイビング関係の仕事ではないです」
との答え。驚いて、
「どうして?」と重ねて尋ねると、
「そういう歳ですから」との答え。

この方は、僕より何歳か若いはず。たぶん30歳半ばぐらい。
その人が、独立をしようとしている。もう、そんな歳ですから、と。
ショックを受けた。ああ、俺は何をやっているんだ、と思った。

しかし、まだこの時は、よし自分も独立しよう、とは思わなかった。
まだ、この時は。
# by idive | 2006-01-28 10:25 | 独立へ