そもそも

独立したい、と思うようになったのは去年の11月頃からだろうか。
いろいろなことがきっかけとなって、ふとそう思うようになった。
そう思うようになって、ここ数年のもやもやした思いが、一気に結実してはっきりとした意志となって現れたような気がした。

独立の意志、なんて簡単に持てるじゃないか、と人は言うかもしれない。
しかし、僕にとってはそうではなかった。
それは、大袈裟かもしれないが、一大決心とも言えるものだった。

僕が所属しているのは、ダイビングを生業とする小さな有限会社。
国内に2店舗、海外にも拠点を1カ所持っている。
そして僕はこの会社の3人いる経営者、というか出資者の1人、ということになっている。

他にスタッフが10名ほどいるので、当然僕が抜けるとなると、会社に与えるインパクトは大きいだろう。
今まではもちろん、こうした自分の立場や、会社設立から今までの経緯などを考えると、独立、などということは言い出せない、というか考えることも出来ない、という感じがしていた。
思えば、これが自分の中の一種の「ばかの壁」だったのかもしれない。

このまま、組織の中に残って仕事を続けていくのか、それとも思い切って独立するのか。
改めてそう考えれば、答えは自ずから明らかだろう。

ばかの壁を取り払って、冷静に現状を見、そして勇気を持って独立することに挑戦しよう、と心のなかで決めたとたん、今までは見えてこなかった様々なことが見え始めた。
それだけでも、独立のための努力をする理由たり得る。と、自分には思えた。

まずは、自分の独立の意志を、経営者の他の2人に伝えて、納得してもらわなければならないだろう。

実は、経営者の残りの2人のうちの1人、ボスのKさんにはそれらしきことをちらりともらした。
そしてボスは、現在海外にいるもう1人の経営者、No.2にしてこの会社を実質的に切り盛りしているYにその事を伝えたらしい。
Yから真意をただすメールが来た。

そして僕はそれにこう答えた。

「つまり、僕も自分の城を持ちたくなった、ということです。
小さくても、一国一城の主になってみたい、そしてなるなら出来るだけ若いうちでないと、体力も気力もどんどん衰えていってしまうから、早いほうがいい、ということです。」

果たして独立は出来るのか。そしてその首尾はいかに。
ここに、その経緯を綴っていこう。
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# by idive | 2006-01-27 13:19 | 独立へ