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西風の間隙を縫って雲見! 【2009年1月26日】

ポイント名 雲見
 1ダイブ目:大根
 2ダイブ目:牛着岩ショートスタンダードコース
天気 曇り
風向  西
流れ  ほとんどなし
波・うねり ほとんどなし
気温  10℃
水温  14℃
透明度 18m
透視度 15m
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ちょっと風がやんで、雲見が潜れるようになりました。
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今日は、去年10月末に大瀬崎でCカードを取って、初めてのファンダイブというお客様。雲見で潜るのはもちろん、ドライスーツもボートも初めてというおふたり。

1本目は大根でのんびり練習を兼ねてダイビング。あらら、意外に(失礼!)お上手です。ふわりと中性浮力もとれちゃったりして。まあ、ちょっと油断すると浮いてしまうのはご愛敬。初ファン、初ドライでこれだけ出来れば充分です。

でわ、ってことで2本目は牛着岩へ。
様子を見ながらゆっくりと水路へ。ちゃんと中性取りながら泳げてます。水路は途中ちょっと浅くなる場所があります。が、大丈夫。次はクレバス。今度は一気に水深が下がります。これも、事前のブリーフィングどおりBCに少しずつエアを入れて落ちるスピードをコントロールしながら着底。素晴らしい。

さ、周りを見てください。いかがですか?この光景。クレバスを落ちるとそこは水路下の洞窟の入口。大きな洞窟が口を開け、その奥は暗くてよく見えません。でも上を見上げれば、今自分が落ちてきたクレバスから差し込む光に吐いた泡がきらきらと当たってきれいなこと!

次はHの穴です。穴の中にたくさんいるのはツマグロハタンポ。あ、大きなクエもシルエットでどーんと控えていました。穴の出口、クランク付近にはネンブツダイやクロホシイシモチ、キンメモドキなどがぎっしりと群れています。この地形だけでも充分すごいのにこの魚影。沖縄に引けをとらない、って言ったのも大げさじゃないでしょ?

ショートカットを回り込んで、たて穴の入口には艶やかなフチベニイロウミウシ。たて穴に入ったら突き当たりの垂直な穴を上へと浮上していきます。ここでも浮力のコントロールに気をつけて!浅い岩の上に無事顔を出したら少し横移動。今度はクレバスを斜め下に水路下の洞窟へ落ちていきます。

そして迷宮の終点、出口は三角穴。ここも差し込む光がきれいですねー。ちょうどひとり分サイズの正三角形の穴を垂直に上へ抜けて。はい、お疲れ様でした!(*^^*)

こうしてファンダイブ初日にもかかわらずドライを着こなし、牛着岩の地形をたっぷりと堪能したおふたり。また是非雲見を潜りに来ます、との嬉しい言葉を残してお帰りになりました。ありがとうございました!(^^*)♪
by idive | 2009-01-26 18:03 | Diving Log
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