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晴れて明るい雲見! 【2009年9月16日】

ポイント名 雲見
 1ダイブ目:牛着岩大牛の洞窟→グンカン
 2ダイブ目:牛着岩スタンダードコース
 3ダイブ目:三競
天気 秋晴れ!
風向 ほぼ無風
流れ ほとんどなし
波・うねり うねり弱→中
気温 25℃
水温 23℃〜24℃
透明度 12m〜15m
透視度 10m〜12m
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昨日とうってかわって、今日は秋晴れで風もなく、暖かい一日でした。しかし、もううねりが強くなってきましたね。今年最強の台風14号の影響が早くも出始めたようです。今週末は5連休だというのに、危ぶまれます・・・。( ̄Д ̄;)
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1本目は大牛の洞窟から。ナンヨウイボヤギにひそむベニサンゴガニの緑の目や、背伸びしているセンテンイロウミウシをチェックしました。

大牛の洞窟の中は砂地のスロープが段々浅くなっています。その砂地を全速力で走るソメンヤドカリ(下記画像)。背中にはベニヒモイソギンチャクが乗っています。麗しき共生の一例ですね。(*^^*)
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洞窟内には定番のアイドルあかねちゃんことアカネテンジクダイとさくらちゃんことサクラテンジクダイ(下記画像)。さくらちゃんは口内保育中ですね。口の中のオレンジ色のタマゴまで透けて見えています。
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洞窟内の壁の窪みには、スベスベマンジュウガニノコギリガニ(下記画像)が。下の画像を見ていて気がついたのですが、手前の赤い個体の後ろに白っぽいカニがもう一匹いますね。同じノコギリガニかどうかは、なんとも。
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大牛の洞窟の壁には、不思議な生き物が色々。たとえばまるで蜘蛛のようなオルトマンワラエビや可愛い名前のキャラメルウミウシ、またシラユキウミウシなど。

洞窟を出たら、のんびりとグンカン方面へ。途中のイソギンチャクにはフォトジェニックなアカホシカクレエビ
グンカンでは美しいシュスヅツミのペアや、まるでスカシテンジクダイのようなテンジクダイ系の幼魚の群れ。
またイセエビイソギンチャクエビ、大きいのと小さいクマノミを一匹ずつ、ミツボシクロスズメダイなどを見ることが出来ました。

2本目はスタンダードコース。水路の通称コケギンポ団地では穴から顔をのぞかせるコケギンポやトウシマコケギンポ君の撮影にチャレンジしましたが、折からのうねりで厳しかったですね。

クレバスを落ちてHの穴へ入る前の岩の上ではスズメダイが一部産卵を終えていました。昨日、産卵床を作っている所を見たばかりですから、昨夜のうちに産みつけたのでしょうか。

Hの穴の中は、ツマグロハタンポネンブツダイ、ムツといった魚でいっぱいでした。

24アーチでは大きなクエに感動!と思ったら、その奥にもう一匹いる!なんと巨大なクエの2トップです。

たて穴には今日もピンクのベニカエルアンコウ君が。しかし昨日はそばにいたオレンジのヤツは見かけませんでした。
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最近よく見かけるニシキウミウシ(下記画像)の若い個体。今日のヤツは小さいながらも、もう立派にニシキウミウシっぽい体色でした。
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三角穴では差し込む光とそこに群れる魚の群れを堪能し、ブイのそばではアオリイカをチェックして2本目も無事終了です。

今日のように穏やかで天気のいい日にたったの2本で終わってしまうのはもったいない!そこで3本目は三競へ行くことに。

1の穴の手前には石にひっついたアワビ。1.5の穴は浅いので差し込む光と水面で砕ける波のコンビネーションが素敵でした。

2の穴でも天井の穴から入る光を堪能。壁の窪みにはまり込んでいるヘリシロイロウミウシやホヤの上に乗っかっていたキャラメルウミウシを見ました。
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こちらはオキナワベニハゼ。シャイな性格なのでそっとそっと近づかなけりゃダメですが、美しい体色を撮影できたときの喜びはひとしおです。
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3の穴といえば、エアドームです。が、その前に暗い穴の中にいたゾウリエビをチェック。ライトで照らしたら、後ずさり始めたので、ゲストが写真を撮る間だけ逃がさないようにと、思わず出した私の手も一緒に写ってしまいました。f ^ ^ *)
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そしてエアドームでは今日も天然のスポットライトが素晴らしい演出をしてくれていました。ゴールドに輝くシャンパンの泡のようです。
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美しい光をたっぷりと堪能したあとは外へ!
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4の穴の「宮殿」も差し込む光がキレイでしたが、かなりうねりが入っていました。明日以降、しばらく三競は潜れなくなるかもしれません。(T_T)

さらにシロハナガサウミウシの触角に注目したり、かわいいミナミハコフグの幼魚を観察したりして、三競での光を楽しむ洞窟冒険ダイブ、終了です。(*^^*)

今日、画像を提供してくれたのはH.T.氏。ありがとうございました!

雲見のもっと詳しい情報はこちら!

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by idive | 2009-09-16 21:29 | Diving Log
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