モロコ根は牛着岩エリアの最も沖合に位置する大きな根です。
通常エントリーする湾内のブイから最も遠いため、潜水時間、残圧などが制約され、誰でも必ずいける場所ではありません。また、まっ白な砂地の上にある岩なので、透明度がよくないとその美しさを味わうことが出来ません。牛着岩のエリア内でも、簡単には行けないハードルの高い場所だと言えます。
海況がよければ島裏またはグンカンでエントリーして向かう、という方法もあります。その場合はそれぞれ潮がある程度流れていてぷち・ドリフトできたほうが楽に辿り着けます。

横に長い根で、東側の部分が高くなっています。

大きな根ですが、根頭は水深18m付近にあって深めです。

根の周囲の水底は25mよりさらに深いため、潮に流されながら中層を泳いでいく、というスタイルが一般的です。洞窟巡りとはまた違った楽しみ方が出来るのも魅力のひとつです。