平日のんびり最高の海@雲見【2010年9月10日】
ポイント名 雲見
1ダイブ目:牛着岩スタンダードコース 2ダイブ目:牛着岩大牛裏→グンカン 3ダイブ目:牛着岩小牛横→水深24mのアーチV 天気 曇りのち晴れ 風向 西より 流れ ほとんどなし 波・うねり うねりちょびっと 気温 27℃ 水温 22℃〜25℃ 透明度 15m 透視度 10m〜12m 朝のうちは曇っていましたが、昼近くになるにつれ、太陽も顔を出し始めました。 うねりもほとんどなくなりましたし、透明度もじわりとアップ。少し前までニゴニゴの海だったのがウソのよう。また地形や魚の大群を存分に楽しめる海が戻ってきました。 今日は初・伊豆、初・雲見というご夫婦。伊豆での初めてのダイビングに雲見を選んでくださってありがとうございます! 1本目は、まずは地形を存分に楽しんでいただくためにスタンダードコースを回ってきました。 でも途中途中に上手い具合にいい被写体が配置されています。 まず水路では小さなウミウサギガイ。ブイ下にいる大きな個体に比べるとぐっと小さめです。その側にはシロハナガサウミウシもいました。 クレバスを落ちて、H型の穴を抜けて、さらにクランクを経由して島の裏側へ。 人型の岩の壁にはミチヨミノウミウシがいました。その先は色んな魚群のるつぼです。イサキやスズメダイ、キンギョハナダイにネンブツダイといった魚がぐっちゃり。 おっとその中にひっそりとたたずむのはクエ。でかいです。 水深24mのアーチではテングダイのペア、マンボウ待ちの根ではムチカラマツエビ、たて穴の中ではコウイカの仲間をチェック。 さらに水路下の洞窟ではソリハシコモンエビのクリーニングステーションをのぞいてきました。 スタンダードコースの迷宮探険、終わりは三角穴です。 穴を出てからブイに戻るまでにサキシマミノウミウシ、そしてブイ下の大きなウミウサギガイを見て、やっと1本目が終了です。 2本目は今、雲見で人気の生き物を見に行こう、ということで、まずは大牛の洞窟へ。まずムチカラマツにちょこんと乗ったビシャモンエビを見てから、穴の奥へ。 ここで定番の生き物、アカネテンジクダイと。 サクラテンジクダイをチェック。 さらにシロタエイロウミウシやキイロイボウミウシを見たあと、いよいよ真打ちへ。最初に見つかったことからシロクマ1号と言われている白いクマドリカエルアンコウ君です。 そして今日もシロクマ3号こと、3番目に見つかった極小のクマドリカエルアンコウもちゃんといました。 また極小クマドリカエルアンコウのすぐ側にはアオミノウミウシ科の1種2やムラサキウミコチョウもいましたね。 これはスケロクウミタケハゼ。 それからイソギンチャクエビのペア。 さらにアカホシカクレエビや、今日3個体目となるウミウサギガイ、オルトマンワラエビ、アカスジカクレエビをチェックしました。 それから小さいうえにちょこちょこと位置を変えるので見つかったり見つからなかったりするシロクマのフェイク、いやいやれっきとしたイロカエルアンコウ君。 グンカンではアジアコショウダイ幼魚のくねくねダンスを鑑賞。 さらにキカモヨウウミウシの幼体を見て、無事アップです。 3本目は黒いクマドリカエルアンコウを見るために、小牛の裏側でエントリー。ちなみにこの個体、イロカエルアンコウじゃあ?なんて疑ったりもしましたが、色々とネットを調べてみると、やはり正真正銘、クマドリカエルアンコウで間違いないようです。やった!(^^*)♪ このあとサラサゴンベやガラスハゼ、それからコケギンポの仲間(下記画像)といった生き物を見ながら、小牛の洞窟へ。 穴の中では、ここの住人達に会ってきました。まずはコウイカの仲間、ホシキヌタガイ、ヒメセミエビ、イセエビを撮影しようとすると邪魔するように泳ぐイタチウオ、オトヒメエビにサクラテンジクダイ、そしてスベスベマンジュウガニ(下記画像)などなど。 普通、スベスベマンジュウガニって穴の中にすっぽりはまって全身を見せていることはまず無いのですが、今回のこの個体は穴から出て、のそのそとお散歩中でした。よく見ると白いカイメンのようなものをはさみで挟んで運んでいます。齧ったような跡がありますが、ゲスト曰く、まるで、道でジャンクフードをぱくつくチャラ男みたい、と。f ^ ^ *) これは洞窟を出たところにいたオルトマンワラエビ。きれいな色のフトヤギの上にいて絶好の被写体ですが、よく見ると足が3本有りません。魚につつかれたのでしょうか? クランクへ向かう途中ではハナミノカサゴの若魚、そして久しぶりに見るハナタツもゲットです。 クランクからH型の穴上を抜けて、浅い岩場へ。ここでゲストがコナユキツバメガイを発見!僕が一番興奮したかもしれない。f ^ ^ *) 少し移動して、通称雲見の「ブルーコーナー」へ。でもここではカレントフックの必要はありません。ここに群れるキンギョハナダイとソラスズメダイのカーテンをかき分け、中層へ。一瞬、ドロップオフを泳いでいるような感覚を味わえます。 最後は水深24mのアーチ上、ブイでエキジットです。ですが、安全停止中、足下では大量のキビナゴが渦巻いて泳いでいるし、ツムブリ(下記画像)も目の前をうろうろと。最後の最後まで息が抜けません。 今日、最高のダイビングを楽しまれたおふたり、YasuyukiさんとTakakoさんご夫婦。画像は一部を除きTakakoさんからご提供いただきました。ありがとうございました!
by idive
| 2010-09-10 20:06
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