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絶海の孤岩・「銭州(ぜにす)」へ遠征決定!

「銭州(ぜにす)」という場所、聞いたことあるでしょうか。
銭州とは伊豆半島からほぼ真南に約75km、神津島の南西36kmに位置する岩礁群です。
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上の地図でお分かりの通り、最も近い人の住む島からも何十キロも離れた絶海の孤島、いや島とは言えないほど小さな岩の塊ですので、孤岩ですね。f ^ ^ *)

伊豆半島を出航してから約2時間半後、ようやく水平線にぽつんとその姿が見えてきます。
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銭州(ぜにす)という名前の由来は「漁師が行けば銭になるから」。それだけ魚影が濃いことで有名で、釣りをする人の間では絶好の釣り場として広く名が知られています。

下は銭州にいくつかある岩礁群のうちの1つ、ネープルス岩礁。
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釣り師にとっていい海が、またダイバーにとっても絶好のダイビングサイトであることはもちろんの事です。ただ、この場所は船をチャーターしないと行けない、という事情もあってなかなか潜る機会が無く、幻の場所、あこがれのダイビングサイトとしてダイバーの間で語り継がれてきました。

そんな銭州に、船をチャーターしてのダイビング遠征、決定です!!

日時:2011年6月4日(土)と5日(日)
参加条件:総潜水回数120本以上、ダイコン、フロート必携
参加費用:59,800円(税込)
含まれるもの:船チャーター代、ガイド代、タンク代、前日の神津島一泊二食料金、当日のランチ)

出発は南伊豆の手石港を予定しています。4日土曜日は普通に伊豆でダイビングをしたあと、夕方南伊豆へ移動。チャーターした船に器材を積み込んで、まずは神津島へ。ここの民宿で一泊します。

ちなみに4日のダイビングはいつもの雲見ではなく、神子元(みこもと)で潜る、というプランも考えています。
4日神子元、5日銭州。最強スポット2日連続ですね。もちろん4日夕方からの銭州のみの参加も大歓迎です。

そして5日早朝、神津島を出発して、いよいよ銭州へ。
銭州にて3ダイブした後、船上で弁当を食べながら伊豆へ向けて帰途につきます。船はカジキの突きん棒を生業とする船足の速い漁船タイプ。ダイビング専用じゃありませんが、船にはお湯の出るシャワーなどもあります。

そういえば以前銭州から伊豆半島へ帰る途中、イルカの群れや、クジラの姿を目撃したこともありました。

銭州の海の魅力は、ひと言でいうと「未知数」なところ。
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岸から遠く離れた外洋のど真ん中。普段、ダイバーが入ることも少ない海はまさに手つかず。
いったい何が出るかは、行ってみてからのお楽しみです。

ただそれだけに、黒潮の辺りもきつく、充分なダイビングスキルを伴わないダイバーはお断りの場所。なので総潜水回数120本以上、というルールが決まっています。

定員は5名。我もと思わん方は是非ご連絡ください。お待ちしております!
by idive | 2011-02-08 09:36 | 海の話
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