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みるみるうちに荒れ始めた雲見【2011年7月7日】

ポイント名 雲見
 1ダイブ目:牛着岩:スタンダードコース
 2ダイブ目:牛着岩:グンカン→水路
 3ダイブ目:牛着岩:小牛の洞窟
天気  雨
風向  西寄り
流れ  なし
波・うねり どんどん強くなる
気温 24℃
水温 20℃〜24℃
透明度 10m〜12m
透視度 7m〜10m
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梅雨だってのに、雨降らないな−、って思ってたら、その分を取り返すように今朝から大雨。
雲見に到着した頃、いったんやみましたが、午後になってまた降り出しました。

朝、海は静かでしたが、時間が経つにつれてどんどんうねりが強くなってきました。
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でも、そんな決していい条件とは言えない中、今日のゲストたちはやる気満々、きっちりと3本潜ってきました。

1本目はスタンダードコース。水温は高い所では24℃ほどあります。
相変わらずいたりいなかったりするクランクハナタツ君。今日は首尾よく見つけることが出来ました。
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水深24mのアーチ周辺にはネンブツダイクロホシイシモチがぐっちゃりと群れています。
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群れと言えば牛着岩の周辺ではキビナゴキンギョハナダイメジナマアジスズメダイツマグロハタンポといった魚たちが群れています。

これらの魚は中層や根回りなど生息環境も違いますし、大きさや習性もさまざま。
でもそんな魚たちが群れている様子を1回のダイビングで色々と観察できます。これも複雑な地形に魚たちが集まっている雲見・牛着岩ならではのことですね。

2本目は裏で落ちてグンカンで上がるコースを考えていたのですが、うねりが大きくなってきた為、牛着岩の裏手でのエキジットは禁止となりました。でもエントリーは出来たので、逆にグンカンから入って、水路方面へ泳ぐコースへ。

途中、大牛の洞窟では定番のサクラテンジクダイを観察。

また洞窟から出ていく時の風景も楽しみました。
大牛の洞窟を出てからは、マニアックなコース取りでたて穴へと向かう途中、イボイソバナガニをチェック!その奇っ怪な姿を初めて目にしたゲストからは、「キモい」の声も。

まあ、ムリもないですけど。f ^ ^ *)

これは途中で見つけたニシキウミウシの幼体。なんだかおからの上を這っているみたいです。
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3本目は裏で落ちて雲見の通称「ブルーコーナー」で魚群を楽しんだ後、小牛の洞窟へ。ここは被写体の宝庫で、カメラをお持ちのゲストたちは大興奮です。(*^^*)

洞窟の天井付近にがさごそと蠢くイセエビたち。目が光っています。
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これは蝉のような形のヒメセミエビ
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はさみ脚だけつるりとスベスベ、あとはぎざぎざしているノコギリガニ
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実は昨日食べたばかりのカサゴ
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他にもオトヒメエビトラウツボをクリーニングするソリハシコモンエビなど見ることが出来ました。

あと、最近ちょっとウミウシ減っちゃったんですけど、それでもキャラメルウミウシセンヒメウミウシリュウモンイロウミウシや和名のないレアな人、ヒュプセロドーリス・クラカトアを見ることが出来ました。

最後は小牛の洞窟を出ている私の写真でおしまいです。
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今日の写真提供はTakaさん、Hirokoさん。ありがとうございました!
by idive | 2011-07-07 21:55 | Diving Log
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