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立春過ぎても寒い雲見でダイブ!【2012年2月5日】

ポイント名 雲見
 1ダイブ目:牛着岩:スタンダードコース
 2ダイブ目:牛着岩:小牛の裏角→大牛裏
 3ダイブ目:牛着岩:島裏→大牛の洞窟
天気  曇り
風向  ほぼ無風
流れ  ほとんどなし
波・うねり ほんの少し
気温 10℃
水温 15.5℃
透明度:15m〜18m
透視度:10m〜12m
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すいません、久しぶりのログアップとなってしまいました。先週は所属するダイビング指導団体の総会に出たり、器材の展示会(DIVE BIZ SHOW 2012)へ行ったり、その帰りに秋葉原のメイドカフェに行ったり、自分の家で節分の豆まきしたり、と行事は色々あったんですが・・・。
なんとなくログアップしそびれてしまいました。反省。\(_"_ )
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さて、昨日まで吹きまくった西風もようやく収まって、雲見がオープンしました。昨日の風からは予測できなかったほど、海は落ちつきましたね。よかった、よかった。(*^^*)
1週間ぶりの海がどう変わっているか、早速チェックしてみましょう。

透明度、若干落ちましたがそれでも縦は軽く15mは見えています。充分ですね。
湾内で最初にみつけたのはムラサキゴカクガニ。ムラサキウニの裏っかわに隠れています。
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オレンジ色のカイメンの中にいた小さな黒っぽい生き物。最初はウミウシ?、と思いましたが、どうやら違います。ゴカイなど虫の仲間でしょうか。
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H型の穴からクランクにかけては、相変わらずの濃密な魚影です。
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体長1m超!でかいクエです。でもこんなに大きいのに岩の暗がりにひっそりと収まって、ぱっと見は何もいないように見えます。こっちは過去に何度も驚かされているので、いるつもりで探したので見つかりました。でも知らなかったら、素通りしちゃうかも。
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水深24mのアーチには欠かせない存在のテングダイ
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今日はほとんど流れがなかったのに、ソフトコーラルはどれもポリプ全開でしたね。でもそのほうが見応えがあります。
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ヒメスナイソギンチャクですね。岩肌にへばりついていて地味。目立たない存在です。でもこうしてみると意外な美しさがひそんでいますよね。
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たて穴アカネコモンウミウシ発見です。
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浮上間際、湾内のブイにはソウシハギが。この魚、「日本の海水魚」図鑑には分布が「相模湾以南、全世界の熱帯域」とあります。
・・・相模湾って熱帯だっけ?と、素朴な疑問が湧きますが、要するに伊豆には普通にいていい魚なんでしょうか?それとも本来もっと南の魚で季節来遊魚のカテゴリーに入るのでしょうか?
季節来遊魚なら、水温の低いこんな時期まで頑張っているのはたいしたもんだし、もし普通にいていい魚なら、それなりに醒めた対応をしなけりゃなりません。どっちつかずなのが、いちばん困ります。
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2本目は小牛の裏からエントリー。小牛の斜面の穴の中で、ヨコシマエビをみつけました。
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水路下の洞窟の壁にはオセロウミウシ。ちょっと離れて2個体いました。先日は大牛の洞窟入口の三角の岩でもみつけたし、時期になると案外見れちゃうんでしょうか。図鑑では結構レアな扱いをされていると思うんですが。
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これはニシキウミウシの幼体です。小さいと色も可愛らしくて好感度大ですが、大きくなるとけばけばしい色合いになってしまいます。「小さい時は可愛かったのにねー」と近所のおばさんに陰口たたかれるタイプですね。
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穴からひょっこり顔を出すコケギンポの仲間。大きく口を開けた瞬間を狙ったのですが、狙うと口を開けてくれません。f ^ ^ *)
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ハクセンミノウミウシのペア。体色が白いし狭い所にいるしで撮影は困難を極めました。
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3本目は島裏から。ホシアカリミノウミウシがたくさんいる場所がある、との情報を得て、その場所へ行ってみることに。
はい、確かにたくさんいました。そこにはたぶん10個体くらいはいたんじゃないでしょうか。
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お、久しぶりに見ます。ゴマフビロードウミウシの白バージョン。このウミウシは白と黄色と2バージョンありますが、雲見は白いほうが多い気がします。
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シログサという緑藻の中にいました。クロモウミウシ
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マダライロウミウシです。
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これまた小さいうえに白い!アカボシウミウシです。
新しいカメラにして以来、白い被写体は白く飛んでしまうのが悩みだったのですが、色々と設定を変えることにより、白飛びせずに撮影できるようになってきました。
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これはキカモヨウウミウシ。背中がイボイボしているのでイボウミウシの仲間のようですが、違います。
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これはアラリウミウシですね。ちょっと離れてもう一個体いましたが、どちらも穴にはまってて撮りづらかったです。
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これまた小さな穴の奥にいて、体の一部だけ見えていました。見つけた時は「あ、行方不明だったイチゴミルクウミウシ!?」と思いましたが、ライトを当ててよく確認すると、よく見かけるセンテンイロウミウシでした。なーんだ、って言ったら、センテンイロに失礼ですかね?
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かなり大きなアカネコモンウミウシ。今日見かけるのは2個体目ですが、最初のヤツの倍くらいありそうです。立派な二次鰓ですが、頭は見えません。二次鰓には肛門もついているので、頭隠して尻隠さずってヤツですね。
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いかにも撮ってくれといわんばかりのアオウミウシ。ご要望にお応えして。
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本日最後はまたまた普段は気にもかけないスルー系のこの人。ウスマメホネナシサンゴ。最初からすらっと間違えずに読めた人、尊敬します。(⌒^⌒)b
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次はあさって火曜日にゲストとマンツーマンで潜る予定です。海は穏やかな予報。のんびり雲見でダイビング出来るといいですね。
by idive | 2012-02-05 17:24 | Diving Log
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