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雨降る前に雲見で2ダイブ【2012年11月11日】

ポイント名 雲見
 1ダイブ目:牛着岩 スタンダードコース
 2ダイブ目:牛着岩 大牛の洞窟→グンカン
天気  曇りのち雨
風向  東の風
流れ  ほとんどなし
波・うねり ほとんどなし
気温 16℃
水温 22℃
透明度:14m〜15m
透視度:9m〜10m

雨の振り出しは午後からです。じゃ、午前中でさくっと潜ってしまいましょう。
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今日は初・雲見のゲスト3人組。20代前半と若いです。昨日は3人で明け方4時まで飲みながら話し込んでいたのだとか。おじさんは深夜0時でノックダウン、先に寝てしまったので、そんなに遅い時間まで起きていたとは知りませんでした。

でも若いだけあって、ちゃんと7時には起きてきました。
この若さについていけるかなー。f ^ ^ *)
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さて、まずはどこにも真似できない複雑な雲見の地形をじっくりと楽しんでもらいましょう!
牛着岩には幾つも特徴的な穴があります。その代表的なトンネル群を効率よく一回のダイビングで回るルート。これを人呼んで「スタンダードコース」と称しております。

このスタンダードコース。いつからか、誰かが言い出しました。
中には「スタンダード」なコースなど無い、という人もいます。それもその通り。ですが、一応コース名が決まっていると便利なことも確かです。

このコース、別にきちんと定義が決まっているわけではありません。
ま、私が考えるに、下記のトンネルを順番に通れば概ねスタンダードコースと呼ばれるようです。

スタートは基本的に湾内のブイ、または島前。ここからまず水路へ入ります。
クレバスを落ちてH型の穴を通り、クランクを経由して水深24mのアーチで折り返します。

たて穴を通過し水路下の洞窟から三角穴を抜けて湾内へ。
これで一丁上がりですね。(⌒^⌒)b

もちろん上記の代表的な穴に小さな穴を足したり引いたり、細かなバリエーションは無数にあります。

また水深24mのアーチを通らないバージョンを「ショートスタンダードコース」と言ったり、途中の水深24mのアーチの上にあるブイで浮上する場合を「ハーフスタンダード」と言ったり、本来のスタンダードコースからの派生バージョンもあります。

さて、今日の我々は島前からエントリー。
クレバスを落ちてH型の穴をカギ型に抜けました。

そしてクランクから牛着岩の沖側に出ます。

そのあとクエ穴に入ってちょっと変化をつけ、ここから水深24mのアーチを通り抜けました。

今日はごくゆるい上り潮だったので、この24アーチの西側に魚が集まっていましたね。
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あとはセオリー通りたて穴を垂直に上がり、小空間から秘密の抜け穴へ。

たて穴から水路へ戻る方法は色々あってバリエーションの豊富な部分ですね。同じスタンダードでもガイドが変われば違うパターンもあるでしょうし、私がガイドしても、その日のゲストのスキルやエア消費量、流れ、経過した時間などを考慮してコースを変更します。

いずれにしろ最後は水路下の洞窟でたっぷりと幻想的な風景を楽しんで、最後は天井にあいた正三角形の穴・三角穴を出てブイに戻るのがいつものパターンです。

2本目は特にこれと決まったコースはありません。その時々の旬の生き物や海況によって臨機応変に変えていきます。

最近は大牛の洞窟に人気者のシロクマがいるので、ここをからめたコースになることが多いですね。

今日もシロクマリクエストをいただきました。
そこで、この大牛の洞窟前でエントリーして、最後はグンカンのブイで浮上するコースを選択しました。

洞窟では別のチームがどうやらシロクマを見ている様子だったので、その前にムチカラマツエビやクリクリことクリアクリーナーシュリンプ、それからサクラテンジクダイなどをチェック!

ようやく場所が空いたので見に行くと、いましたいました。
今日も定位置でスタンバっていましたね。小さくて白いクマドリカエルアンコウくん。

このあと、大牛裏手にいるもう1匹のシロクマ君を見に行きました。
途中、サザナミヤッコの幼魚やキリンミノBabyをチェックして場所に到着。しかし今日はいくら探しても見つかりません。f ^ ^ *)

まったくかくれんぼ上手のガイド泣かせです。
このあと砂地でイソギンチャクエビのペアをチェック!

さらに砂地を泳いでいくと、あれ?こんな所に岩あったっけ?
岩じゃない、クエだー!
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グンカンでは、お尻フリフリしているイソギンチャクモエビと、ユビノウトサカに隠れているトサカガザミを見たところでタイムアウト。浮上の時間となりました。

午前中で2ダイブ終えたので、雨が降り始める前に撤収完了。いつものようにケーキを食べながらののんびりロギングでした。

【アイダイブからのお知らせ】

■ 所用により12月8日(土)9日(日)お休みいたします。

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by idive | 2012-11-11 17:44 | Diving Log
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