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八幡様へ古いお札をおさめに

近所の八幡神社に去年、白浜神社でもらってきた厄よけのお札をおさめてきました。
平日の昼間、閑散として人気の無い境内は、きれいに掃き清められ、何故か鳥居の外の空間とは隔絶したおもむきがあります。日本人はこうして、昔からの神域をきちんと守って来たんですねー。
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実は僕、古いお札をどうすればいいかなんてこと、今まで知りませんでした。
何しろ去年初めてお祓いなるものをし、神社から神札をもらったものですから。
それまでは神様とは無縁の生活でした。

でも正月に白浜神社に初詣に行ったとき、境内の隅に古いお札を入れる箱が置いてあったので、お守りを売っていたお年寄りの巫女さんに聞くと、古いお札は年が明けたらこうして神社に持って来て納めればいいんだそうです。
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納めたお札は、どんと焼き(左義長)で焼く、ってことなのかな?
どんと焼きって参加した事無いけど、毎年一月の中旬頃に河原とか田んぼで火を燃すやつですよね。門松やしめ飾りを燃やすのかと思ってたけど、お札もいいんだ・・・。
以前は、あれ何してるんだろう、って不思議だったんだけど、いつだったか誰かに教えてもらったんだった。その程度の認識だったから、いざ自分のお札をどうする、って時にすぐには思い浮かばなかった・・・。

でももう教えてもらったから大丈夫。
しかもその時、白浜神社にまた来るのが大変なら、近所の神社におさめればいい、とあわせて教えてもらったのでした。
この融通無碍な感じが素敵ですよねー。白浜神社でもらったお札を八幡神社に納めて焼いてもらってもO.K.なんです。神様どおし仲良しってことですかね。

それに年が明けると、去年いただいたお札を焼いてしまう、ってのもとっても潔くって、日本人らしいって言うか、怨念を持ち越さないいい方法だと思います。
だってこのお札に向かって日々、都合のいい事を神頼みしたり、自分の行いを反省したり、色々な自分の念が込められてるから、そんなお札何年も手元においておいたら始末に困るもんね。

でも古いお札を納めたら、ちょっと新しい自分に生まれ変われたような、新年にふさわしい気分に浸る事が出来ました。
by idive | 2007-01-12 23:05 | 日本のこと
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